海軍大将の山本五十六が残した名言は、行動を身につける上で適格に言い表したものである。以下、そのことについて、舞田本では、次のように説明している。引用は、通算で第280 回目となる。
【引用はじめ】
山本五十六の名言
- 「やってみせ」←モデリング
- 「言ってきかせて」←言語的指示
- 「させてみて」←行動(試行)
- 「褒めてやらねば」←強化
- 「人は動かじ」←行動(定着)
舞田竜宜著・杉山尚子監修「行動分析学で社員のやる気を引き出す技術」2012年(日本経済新聞出版社刊)p.65
【引用おわり】
なかなか難しい行動をどうすれば身につけることができるか。そのためには、「やってみせ、言ってきかせて、させてみて、褒めてみて」を心がける必要がある。それで初めて「人は動く」ようになるというのだ。なるほどねえ。行動分析学の原理に則っている。これによって、山本五十六を慕う部下は多かったんじゃないか。
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