ゴルフの初心者にとって、初めからグリーンに出てもボールを何回も打つことになって、面白くないし、飽きてくる。それより少しずつ段階的に教えてもらったほうが、ゴルフの面白さを知ることになり、続けられる。以下、そのことについて、舞田本では、次のように説明している。引用は、通算で第261回目となる。
【引用はじめ】
- まずはクラブを振る行動から強化する。
- 振るたびに「良いスイングだ!」と褒めてもいいし、100回振るという目標を立ててもよいだろう。
- 何回振るというような目標は、達成できたことが自分でも分かるから、達成感も得やすくていいだろう。
- このようなことから始めると、まずクラブを振ること自体が好きになる。
- 「クラブに親しむ」状態ができる。
- 好きこそものの上手なれというが、まずはとにかくクラブを振ることが好きになれば、たくさん振るようになるから、それだけ上達するようになる。
舞田竜宜著・杉山尚子監修「行動分析学で社員のやる気を引き出す技術」2012年(日本経済新聞出版社刊)p.53
【引用おわり】
ゴルフクラブの振り方をていねいに教えてもらい、スイングがうまかったら褒められたりすることで、ゴルフの面白さが体感できるようにする。そうしたことで、ゴルフに対する親しみを覚え、自発的行動を促すようにする。ゴルフにとって難しい行動を少しずつ克服することが、ゴルフをマスターする近道である。シェイピングによって最終目標とするところまで達成するやり方だ。多くの難しい行動を身につけるには、シェイピングを用いるのがいい。
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