子どもにゴルフを教えたら、楽しがってまたたくまに上手になるだろうか。みながみなそういうわけにはいかない。ゴルフなんておもしろくないといって、投げ出す子も少なくない。簡単には身につかないからである。以下、そのことについて、舞田本では、次のように説明している。引用は、通算で第260回目となる。
【引用はじめ】
- 皆さんが、子どもにゴルフを教えようとしたら、どうするだろう?
- 子どもは正直だから、モチベーションの上がらないことは、やらなくなってしまう。
- せっかく教えてあげているのに、子どもはいやがり、果てはゴルフ嫌いの子どもに育ててしまったら、とても残念なことではないか。
- そこで、こういう場合にはシェイピングという方法を使おう。
- シェイピングとは、ある目標行動に向かって、段階的に強化(弱化)してゆく方法である。
舞田竜宜著・杉山尚子監修「行動分析学で社員のやる気を引き出す技術」2012年(日本経済新聞出版社刊)p.52
【引用おわり】
ゴルフが一気に上手になるとは考えられない。段階的に教えていくことが大事だ。無理なく計画的にうまくできたら褒めるなどの手法である。最終目標まで、細かい中間目標をいくつも達成させるシェイピングのやり方がいい。
0 件のコメント:
コメントを投稿