ゴルフ初心者にとって、ゴルフクラブのスイングが上手にできるようになることが第1段階である。そのステップをクリアしたら、今度はクラブにうまくボールを当てられるようにする。それが第2段階のステップである。以下、そのことについて、舞田本では、次のように説明している。引用は、通算で第262回目となる。
【引用はじめ】
- クラブを振るという動作に慣れたら、次はボールに当てるという行動の強化に移る。
- クラブを振らせて、ボールに当たったら、「当たった! オーケー」と褒めてあげるのもよいし、10発連続で当たったら褒める、というのでもよいだろう。
- ここのポイントは、この段階になったら、クラブを振ってもボールに当たらなければ、もう褒めない、つまり強化はしないという点である。
舞田竜宜著・杉山尚子監修「行動分析学で社員のやる気を引き出す技術」2012年(日本経済新聞出版社刊)p.54
【引用おわり】
ゴルフクラブをうまくボールに当てることができるようする。できたら、褒めて強化する。できなければ、褒めず強化しない。それを繰り返す。ボールをクラブに連続して当てることができるまで強化するのである。ボールを当てることが定着するまで練習を続けるのだ。
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