会議などにおいて、突飛なアイデアを発言すると、上司から白い目で見られ、いい顔されなかったする。そうすると、こうした発言はしなくなる。以下、そのことについて、舞田本では、次のように説明している。引用は、通算で第311回目となる。
【引用はじめ】
- 人の行動は、その直後にどういうことが起こる(または起きない)かで決まる。
- だが、ある行動をとったときに、どのような結果が起こりやすいかは、時と場合によって違ってくる
- たとえば、会社によっては、偉い人が集まる会議で、あなたが突拍子もないアイデアを言うと、あなたは白い目で見られてしまう。
- そして無視され、何の反応も参加者から得られないかもしれない。
- すると、あなたはもう、このような場では突飛なことは言わず、前例踏襲なことしか言わなくなるか、さもなければ発言自体をしなくなるだろう。
舞田竜宜著・杉山尚子監修「行動分析学で社員のやる気を引き出す技術」2012年(日本経済新聞出版社刊)p.83~p.84
【引用おわり】
偉い人の前で、思い切ったアイデアを述べてみる。その時の周りの反応が良くない。受け入れがたい雰囲気になり、否定的な感じがありありと分かる。こうなると、こうした突飛なアイデアでなく、ごくありきたりなアイデアといった受け入れやすいものに終始しがちだ。周りに合わせたアイデアになってしまう。
0 件のコメント:
コメントを投稿