営業などにおいて、新人の時に「受注を得た」経験は大きい。そのような経験によって、自分にも注文が取れるという自信につながる。勝ち味を知っているかどうかが、ある意味将来を決める要素と言っていい。以下、そのことについて、舞田本では、次のように説明している。引用は、通算で第294回目となる。
【引用はじめ】
- 注文をいただいた経験のない営業担当者は、自分が注文をいただけると信じることができず、「負けモード」で営業することになる。
- それでは、実際に注文をいただくことは極めて難しくなる。
- できる営業マンの多くは、新人の頃に運よく受注が取れたという経験を持っている。
- 本人の努力や素質もあるだろうが、新人の頃に得たその幸運が、勝ち味を得させ、「勝ち癖」につながっている。
舞田竜宜著・杉山尚子監修「行動分析学で社員のやる気を引き出す技術」2012年(日本経済新聞出版社刊)p.74
【引用おわり】
自分にも注文を取ることができるといった、営業に対する自信があるかないかはとても大事なことである。新人時代の経験が今後のあり方を決めると言っても過言でない。新人の頃に自分もやれるぞといった経験をさせることが必要である。
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