2023年1月12日木曜日

課題分析とは

 「営業」といっても、複雑な行動から成り立っている。そうした行動の要素を分けて、たとえば、「営業」が成り立たせるように、ひとつながりすることを課題分析という。以下、そのことについて、舞田本では、次のように説明している。引用は、通算で第300回目となる。

【引用はじめ】

  • チェイニングでは、「営業する」などの抽象的に表現される行動が、実際にはいくつもの具体的行動からなっていることが分かる。
  • 複雑や行動や、いくつもの行動がつながって一連の行動になっているものを、個々の構成要素に分けることを課題分析という。
  • 「営業」 名刺交換する→自社を紹介する→ニーズを聴く→提案をする→条件を詰める→契約する→リピート受注をする

舞田竜宜著・杉山尚子監修「行動分析学で社員のやる気を引き出す技術」2012年(日本経済新聞出版社刊)p.77

【引用おわり】

 複雑で難しい「営業」などについて、受注などが獲得できるように「課題分析」することは重要である。一つずつやるべき行動が明確になるからだ。ここまでできるようになったから、次はこの行動ができるようにならないと見通しを立てられるようになる。課題分析によって、複雑な仕事も取り組みやすくなる。

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