営業などにおいて、ベテランの人たちは経験豊富で今まで培ったことだけで勝負しがちである。だから、リピート受注でお茶を濁すケースも多い。もっと難しいことに挑み、新たな顧客をとってくる意欲がほしい。以下、そのことについて、舞田本では、次のように説明している。引用は、通算で第299回目となる。
【引用はじめ】
- リピート受注を得るのは簡単だから自分がやりたいと思っている先輩や上司もいるかもしれない。
- しかしそれは、言うまでもなく経営資源の無駄遣いである。
- 経験を積み、能力を身につけた人には、より難しいことにチャレンジしてもらうのが会社としてのあるべき姿だ。
- ところが実際には、経験者ほど楽をしている会社もある。
舞田竜宜著・杉山尚子監修「行動分析学で社員のやる気を引き出す技術」2012年(日本経済新聞出版社刊)p.76
【引用おわり】
熟達した営業マンであれば、新人が見習うような行動を心がけてほしい。新人が先輩を尊敬できるような営業活動に努力することである。
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