新人にとって、リピート受注を取ることに慣れたら、その前段の新規契約への取り組みに挑戦する。新規契約をとって、リピート受注をとるまでの連鎖ができることになる。以下、そのことについて、舞田本では、次のように説明している。引用は、通算で第296回目となる。
【引用はじめ】
- 新人が営業において、リピート受注を得ることが十分にでき、自信が持てるようになったら、次は新規契約をとるという行動を強化する。
- すると今度は、自分で契約を結び、そしてリピート受注をいただく、という連鎖ができる。
- 上司は、新規契約がとれたときに、その新人を褒めればよい。
舞田竜宜著・杉山尚子監修「行動分析学で社員のやる気を引き出す技術」2012年(日本経済新聞出版社刊)p.74~p.75
【引用おわり】
逆順の連鎖によって、営業活動がスムーズにできるようにする。それが、バックワード・チェイニングである。リピート受注ができるようになったら、新規契約をとるといった行動ができるようにするのだ。新人にとっては、こうしたことができれば、とても大きな喜びとなる。
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