プロゴルファーは、プレイ中のショットやパットの良し悪しが振り返ることができるという。それも客観的に把握しているというのだ。以下、そのことについて、舞田本では、次のように説明している。引用は、通算で第309回目となる。
【引用はじめ】
- 「ゴルフをする」という包括的に表現される行動を課題分析すると、少なくとも、次のような4つになる。
- ドライバーショット
- アイアンショット
- アプローチショット
- パット
- それを知ったうえで、強化の選択と集中をしているかどうかということである。
- プロゴルファーは、ラウンド中の自分のショットを全て覚えている。
- 「きょう自分はドライバーショットを14回中、4回曲げた」「パット36本中、3本は芯に当たっていなかった」などと振り返ることができる。
- そうすると、自分の課題がどこにあるのか客観的・定量的に把握することができるから、この後どこを中心に練習すればよいかを絞り込むことができる。
舞田竜宜著・杉山尚子監修「行動分析学で社員のやる気を引き出す技術」2012年(日本経済新聞出版社刊)p.81~p.82
【引用おわり】
プロゴルファーは、自分のプレイのどこがどのように問題なのか、しっかり把握できるので、それを修正してゆく。その修正によって、次は良いプレイができるようになる。そうした繰り返しでプレイヤーとしての成長をはかれるようになる。
0 件のコメント:
コメントを投稿