2023年3月31日金曜日

【利用者向け487】霞城公園の桜がさいた

 今日(きょう)は 令和(れいわ)5年3月31日 金曜日(きんようび)。

 いよいよ 令和(れいわ)4年度も 最終日(さいしゅうび)です。

 今日(きょう)は 終業式(しゅうぎょうしき)があります。

 そして 土日(どにち)をはさんで 4月3日は 令和(れいわ)5年度の

 始業式(しぎょうしき)です。

 その日から 令和(れいわ)5年度の 始(はじ)まりです。

 霞城公園(かじょうこうえん)の 桜(さくら)が 昨日(きのう) 開花(かいか)しました。

 山形市(やまがたし)が 開花宣言(かいかせんげん)をしました。

 3月中(ちゅう)に 開花(かいか)したのは 今(いま)までで初(はじ)めて。

 例年(れいねん)にない 早い(はや)開花(かいか)です。

 あと1週間(しゅうかん)もすると 満開(まんかい)になりますねえ。

 楽(たの)しみです。

   

職場の閉塞感を打破するには

 職場内に活気が足りず、どんよりと閉塞感に包まれている。こうした困った状況にどのように対策をうったらよいか。以下、そのことについて、舞田本では、次のように説明している。引用は、通算で第375回目となる。

【引用はじめ】

  • 職場に活気がなく、閉塞感が漂っている。
  • 仕事に張り合いを感じている人が少なく、お互いに協力して仕事をしようという風潮もない。
  • 先々に対する希望も持てず、辞めてゆく者も後を絶たない。
  • モラールやモチベーションを高めるための努力や工夫がない。
  • こうした問題解決するために、行動分析学マネジメントを用いる。それが次のとおり。

〇 行動分析学マネジメントの基本

  1. 問題を行動的に解釈する
  2. 現在の行動の原因となっている強化や消去や弱化を明らかにする
  3. 行動を変えるための新しい強化/消去/弱化を計画し実行する

舞田竜宜著・杉山尚子監修「行動分析学で社員のやる気を引き出す技術」2012年(日本経済新聞出版社刊)p.138~p.140

【引用おわり】

 職場を活気に満ちたものにするために、行動分析学マネジメントを用いる。まずは、問題を行動のレベルで把握する。そして、問題の行動が何によって、強化されているのか、消去や弱化されているのか明確にするのだ。それを明らかにしたら、問題の行動をどうやれば変えられるか試みるのである。その場合は、現状で問題が生じている強化・消去・弱化とは異なるものを導入するのである。これによって、職場の今ある閉塞感から活気に満ちた雰囲気に変えていくのである。


2023年3月30日木曜日

【利用者向け486】桜の開花は4月2日だって

 今日(きょう)は 令和(れいわ)5年3月30日 木曜日(もくようび)。

 朝(あさ)は 霜(しも)がおりて 寒(さむ)い。

 でも 日中(にっちゅう)は あたたかくなる。

 山形(やまがた)の 桜(さくら)の 開花(かいか)は 4月2日との予報(よほう)です。

 桜(さくら)の開花(かいか)も 早(はや)いねえ。

 令和(れいわ)4年度も 今日(きょう)と明日(あした)の 二日間(ふつかかん)だけに

 なりました。

 今日(きょう)も 短縮日課(たんしゅくにっか)です。

 仕事(しごと)にうちこみましょう。 

仕事に打ち込む社員にするには

 覇気がなくて、何でも消極的な社員をどうすれば変えられるか。日々の目標が達成できるようにするのだ。日々の達成度を報告するルールを導入するのである。以下、そのことについて、舞田本では、次のように説明している。引用は、通算で第374回目となる。

【引用はじめ】

  • 社員が仕事に打ち込むようにするために、次のことを導入しましょう。

  1. 全員が毎日の目標を立てることを職場のルールとする
  2. 毎日、夕方に進捗報告をさせる
  3. その日の目標が達成できた人には帰るよう上司から言う

  • 以上のようなことを続けてゆけば、覇気がないと思われていた人も、しっかりした挨拶をし、目線を上げて働き、ミーティングなどでも自分の意見を言い、毎日を全速力で働くようになるでしょう。
  • そうなったときには、誰もその人のことを「覇気がない」などと言わなくなるのではないでしょうか。

舞田竜宜著・杉山尚子監修「行動分析学で社員のやる気を引き出す技術」2012年(日本経済新聞出版社刊)p.137

【引用おわり】

 挨拶もしっかりできず、目線を上げることもなく、ミーティングでも発言がない、そして仕事ぶりもゆっくりだ。そうした覇気のない社員に、日々の進捗報告をさせるようにする。そして、達成できていれば時間どおり帰宅できるようにする。こうした手立てによって、覇気のない社員から、覇気のある社員に変えるのである。

2023年3月29日水曜日

【利用者向け485】元気のいい一日に

 今日(きょう)は 令和(れいわ)5年3月29日 水曜日(すいようび)。

 今年度(こんねんど)も 残(のこ)すところ 3日になりました。

 今日(きょう)から 3日間は 短縮日課(たんしゅくにっか)です。

 31日は 令和(れいわ)4年度の 終業式(しゅうぎょうしき)があって ボーナスが

 出(で)ます。

 楽(たの)しみです。

 今日(きょう)も いい天気(てんき)です。

 元気(げんき)のいい 一日(いち)にしましょう。 

自分の仕事が終わったら帰るルールを徹底する

 ゆっくり仕事して、遅くまで残っている社員は、その仕事の仕方が強化されこそすれ、弱化されていない。遅く残っていることそのものが強化されている状況にあるからだ。これをなんとか改善する必要がある。以下、そのことについて、舞田本では、次のように説明している。引用は、通算で第373回目となる。

【引用はじめ】

  • 「遅くまで会社にいる(遅い時間に帰る)」という行動は、速く働くという行動を強化していない。
  • そうなると、ゆっくり働く社員もいれば、早々と自分の仕事が終わってしまった社員は仕事の遅い社員を手伝うことで一種の暇つぶしができる、といった状況も生まれます。
  • そこで、自分の仕事が終わったら帰る、というルールを明示し徹底することで、優秀な社員ほど早く帰るという現象を作り出してしまえば、のんびりと仕事をしていつまでも帰れない人は取り残されて嫌な気持ちになるでしょう。

舞田竜宜著・杉山尚子監修「行動分析学で社員のやる気を引き出す技術」2012年(日本経済新聞出版社刊)p.136

【引用おわり】

 仕事は効率的に時間内で終えられようにすることを強化すべきである。組織内でそうしたことを徹底させるのだ。そうすれば、ゆっくり仕事して遅くまで残る社員もいなくなる。

2023年3月28日火曜日

【利用者向け484】三ツ矢サイダーの日

 今日(きょう)は 令和(れいわ)5年3月28日 火曜日(かようび)。

  今日(きょう)は 一日(いちにち) 晴(はれ)が続(つづ)きます。

 のどが かわくかなあ。

 そんなとき サイダーは おいしいよ。

 3月28日の 日付(ひづけ)から 「み(3)つ(2)や(8)」(三ツ矢)と

 読(よ)んで 「三ツ矢(みつや)サイダーの日」です。

 三ツ矢(みつや)サイダーは 1881年(明治めいじ14年)からありました。

 昔(むかし)から 親(した)しまれていました。



一日の目標が達成できたら早く帰れる

 一日の仕事の量を決めて、その目標が達成したら帰れるようにする。仕事をゆっくりしていた部下にとって、どれだけの仕事をすればよいか明確になって取り組みやすくなる。以下、そのことについて、舞田本では、次のように説明している。引用は、通算で第372回目となる。

【引用はじめ】

  • 一日の目標が達成できたら早く帰れる、というルールをつくり、職場で徹底するといい。
  • 日本の会社は、いつどうなれば帰ってよいのか、ルールがあいまいなところが散見されます。
  • そのため、上司が帰るまで部下は帰れないとか、その日の仕事が終わっても遅くまで何となく会社にいなければいけないといった暗黙のルールが職場を支配していることがあります。

舞田竜宜著・杉山尚子監修「行動分析学で社員のやる気を引き出す技術」2012年(日本経済新聞出版社刊)p.136

【引用おわり】

 どれだけの仕事をしなければならないのかを明確にすることによって、仕事の効率性も格段に違ってくる。いままでだらだらやっていた仕事もてきぱきやることができる。部下の仕事ぶりに対して、上司も満足だ。遅くまで仕事をしなくても済むことになる。そうなれば、部下にも上司にもメリットだ。

2023年3月27日月曜日

【利用者向け】さくらの日

 今日(きょう)は 令和(れいわ)5年3月27日 月曜日(げつようび)。

  今日(きょう)の日付(ひづけ)3月27日から 「3×9(さくら)=27」のごろ合(あ)わせで 

 「さくらの日」です。

 山形(やまがた)は まだ桜(さくら)がさいていません。

 でも 日本(にほん)の南(みなみ)では 満開(まんかい)のしらせが あちこちから

 とどいています。

 これからの 山形(やまがた)では まちどおしいです。

 桜(さくら)が さいたら みんなで 桜見(さくらみ)に出(で)かけましょう。


毎日の目標を立てることの意味

 のんびりと仕事して、効率が悪い人の効率を上げるにはどうするか。目標を立てて取り組むようにするのがいい。以下、そのことについて、舞田本では、次のように説明している。引用は、通算で第371回目となる。

【引用はじめ】

  • 毎日の目標を立てることには、さまざまな意味があります。
  • 目標を持たない人は、ついのんびりと働いてしまいがちです。
  • しかし「(きょうは)これをやるぞ」という目標意識を持つと、それだけで人の行動は活性化されます。
  • また、自己強化にもつながります。
  • 一日の目標を立て、それが達成できれば、達成感を感じることができます。
  • このときは、思いきり自分を褒めてあげるのがコツです。
  • それを続けてゆけば、目標達成の快感を得たいがために、逆に目標未達成のときの気分の悪さを避けたいがために、毎日を張りを持って働くことになるでしょう。

舞田竜宜著・杉山尚子監修「行動分析学で社員のやる気を引き出す技術」2012年(日本経済新聞出版社刊)p.135~p.136

【引用おわり】

 一日の仕事の分量を決めて、それが達成できれば褒められたり、本人も達成感が得られる。本人にとって適切な目標を達成できるようにしてゆく。そして、その目標も少しずつ上げていくのだ。そうすれば、本人もやりがいを感じられるようになる。 

2023年3月26日日曜日

【利用者向け482】令和4年度最後の週

 今日(きょう)は 令和(れいわ)5年3月26日 日曜日(にちようび)。

 昨日(きのう)は 土曜日(どようび)でしたが 全員(ぜんいん)登園日(とうえんび)でした。

 大掃除(おおそうじ)してから ごうか弁当(べんとう)で 「食事会(しょくじかい)」。

 お腹(なか)いっぱい だい満足(まんぞく)でしたね。

 自分(じぶん)の 好(す)きなメニューを 選(えら)んで 食(た)べることができました。

 さて 明日(あした)の3月27日の週(しゅう)からの5日間(いつかかん)は

 令和(れいわ)4年度(ねんど)も 最後(さいご)の週(しゅう)になります。

 来週(らいしゅう)からは 令和(れいわ)5年度(ねんど)に なります。 

目標立てて進捗報告させたらいい

 部下がゆっくり仕事をすることをなんとかしたい。上司の切なる思いである。それをどうすれば、速く能率的にやれるようになるか。以下、そのことについて、舞田本では、次のように説明している。引用は、通算で第370回目となる。

【引用はじめ】

  • 本人に毎日その日の目標を立てさせ、夕方に進捗報告をさせるようにしてはどうでしょう。
  • そうすれば、ゆっくり仕事をしていたら夕方には上司から叱られることになります。
  • 「仕事をする」という行動は朝からするので、夕方に叱られるという結果は行動直後のものではありません。
  • ですから、これはルール支配行動の一種です。
  • 「ゆっくり仕事をして、その日の目標を達成できなかったら、夕方には叱られる」というルールが、ゆっくり仕事をするという行動を弱化することになるのです。
  • 逆に、てきぱきと働いてその日の目標を夕方までに達成できれば進捗報告で褒められる。
  • というルールを導入すれば、速く働く(早く仕事を終える)行動が強化されます。

舞田竜宜著・杉山尚子監修「行動分析学で社員のやる気を引き出す技術」2012年(日本経済新聞出版社刊)p.135

【引用おわり】

 部下にとって、職場においてゆっくり仕事をしても何も変わらない状況になっていることが問題である。それで、部下の目標を定めて、目標どおりなされているかどうかを確認するようにする。一日ごとの仕事量を決め、勤務時間内においてその仕事量ができているかどうか確認できるようにするのだ。進行管理に努めることによって、部下の仕事ぶりをしっかり把握するのである。そうであれば、ゆっくり仕事しても構わないなんていえなくなる。

2023年3月25日土曜日

【利用者向け481】ごうかな食事会

 今日(きょう)は 令和(れいわ)5年3月25日 土曜日(どようび)。

 今日(きょう)は 土曜日(どようび)でしたが 通園日(つうえんび)。

 年度末(ねんどまつ)で みんなで ビンゴゲーム大会したあとは ごうかな

 「食事会(しょくじかい)」。

 いいねえ。

 それぞれが 9種類のメニューから 選(えら)びました。

 焼き肉弁当(やきにくべんとう) ピザ すしなど ついよだれが出(で)そうなものばかり。

 腹(はら)いっぱい 食(た)べましたね。

 食(た)べきれず 持(も)ち帰(かえ)った人(ひと)もいます。 

ゆっくり仕事にどう対処するか

 部下の仕事がゆっくりで、少子としてはとても不満だ。どうやれば、部下の仕事ぶりを改善すればよいか。その部下は上司に対しては目を伏せて目線も上げようとしないから困る。以下、そのことについて、舞田本では、次のように説明している。引用は、通算で第369回目となる。

【引用はじめ】

  • ゆっくり仕事をすることには、どう対処すればよいか。
  • ゆっくり仕事をすれば、普通は上司のイライラした視線に出くわし、行動が弱化されます。
  • つまりもっと速く仕事をしようとします。
  • ですが、この人の場合は普段から目を伏せているので、上司の刺すような視線を感じずに済みます。
  • 目線を上げて働くようになれば、それも変わるでしょう。
  • しかし、目線を上げたら上司の刺すような視線に出くわすというのでは、目線を上げるという行動がまた弱化されかねません。
  • ですから、いらついた目線というのは結局、この場合はない(しない)ほうがよさそうです。

舞田竜宜著・杉山尚子監修「行動分析学で社員のやる気を引き出す技術」2012年(日本経済新聞出版社刊)p.133~p.134

【引用おわり】

 上司は、部下に対して目線を上げろとか、仕事ぶりにネガティブな態度を示さないほうがいい。まずは得意そうな仕事に目を向けて、肯定的な態度で接するよう心がける。そうしたことを続けるようにする。仕事がゆっくりだということに、あまり注目しないでまずは接する必要がある。それが最初の接し方である。

2023年3月24日金曜日

【利用者向け480】彼岸明け

 今日(きょう)は 令和(れいわ)5年3月24日 金曜日(きんようび)。

  今日(きょう)は 「彼岸明(ひがんあ)け」です。

 「彼岸入(ひがんい)り」が 3月18日でした。

 「彼岸(ひがん)の中日(ちゅうにち)」は 3月21日 そして 今日(きょう)が

 「彼岸明(ひがんあ)け」に なります。

 お墓(はか)にかざった花(はな)などを 片(かた)づけたりします。

 仏壇(ぶつだん)の おそなえしたものも 片(かた)づけたりします。

 「暑(あつ)さ寒(さむ)さも彼岸(ひがん)まで」と言(い)います。

 だんだんと あたたかくなってきています。

 桜(さくら)の花(はな)が さくのも もうじきです。

部下の積極的な発言を引き出す

 部下が発言した内容を正否だけで判断するような論理的理解では、相手は簡単に納得しない。その結果、どんなことを言ってもダメだと、発言することさえ避けるようになりかねない。そうならないよう留意する必要がある。以下、そのことについて、舞田本では、次のように説明している。引用は、通算で第368回目となる。

【引用はじめ】

  • 「相手を否定してはいけないというなら、間違っていることでも正しいと言わなければいけないのか」とか、「間違っていることを間違っていると言って、何がいけないのか」という人がいますが、それは人との関わり合いを論理的理解だけでとらえている人が抱きやすい誤解です。
  • そういう人に否定されると、発言者は「あなたは、私の話をちっとも分かってくれていない」と反発することがあります。
  • そうした反発に、論理的理解しかできない人は対応できません。
  • 「分かっていない? そんなことはない。十分に分かったから間違いを指摘しているのではないか。こちらの指摘のどこがおかしいのか」と言ったとしても、発言者は納得しないでしょう。
  • 上司として、部下を論破することが大事なのか、それとも、部下の望ましい行動を引き出したいのか、どちらかが大切かよく考えてみることが大切です。

舞田竜宜著・杉山尚子監修「行動分析学で社員のやる気を引き出す技術」2012年(日本経済新聞出版社刊)p.133~p.134

【引用おわり】

 部下などの発言が活発になるようにするためには、まずは発言内容より発言したことそのものを受け入れることが大事である。ミーティングにおける積極的発言を促し、話し合いを充実させてやりがいを感じさせることである。共感の姿勢を前面に出す姿勢でのぞむことが、上司としての役割である。

2023年3月23日木曜日

【利用者向け479】日本中が喜んだ

 今日(きょう)は 令和(れいわ)5年3月23日 木曜日(もくようび)。

 今日(きょう)も 昨日(きのう)の WBC(ダブリュー・ビー・シー)野球(やきゅう)

 大会(たいかい)のことで もちきり。

 日本(にほん)が アメリカから勝(か)って 世界一(せかいいち)にかがやいた。

 3回目(かいめ)の 世界一(せかいいち)です。

 日本(にほん)の選手(せんしゅ)たちが みんな大活躍(だいかつやく)しました。

 苦(くる)しい試合(しあい)を のりこえて 勝(か)ちとった世界一(せかいいち)です。

 喜(よろこ)びもひとしおです。

 日本中(にほんじゅう)が 喜(よろこ)んでいます。

 

共感的理解のできる人とは

 発言者に対する心あたたかい気配りがあってこそ、発言を引き出すことにつながる。頭から発言内容を否定したり、批判することは、発言をひかえてしまう。発言者の自尊心を否定することにもなりかねない。以下、そのことについて、舞田本では、次のように説明している。引用は、通算で第367回目となる。

【引用はじめ】

  • 論理的に間違っているものは、間違っていると言わなければなりません。
  • ですが、共感的理解のできる人は、否定や反論の仕方も一味違います。
  • 「君の気持ちはとてもよく分かるけど」「自分も、できればそうしたいと思うけど」など、相手の心情をおもんぱかった言葉が必ず入ります。
  • そうした言葉があって、発言者の深い気持ちをくんであげたうえで、否定や反論をするなら、発言者のモチベーションは下がることがありません。
  • むしろ、自分の考えが足りなかったことに気づき、気づかせてくれたあなたに感謝するでしょう。

舞田竜宜著・杉山尚子監修「行動分析学で社員のやる気を引き出す技術」2012年(日本経済新聞出版社刊)p.133

【引用おわり】

 上司などは発言者に対する共感的態度を常に持ち続けることで、さらにより良い内容につなげることが大事である。それが発言の機会を増やし、組織内を活性化し、ポジティブな方向に導いてくれる。

2023年3月22日水曜日

日本がアメリカを破って世界一

 今日(きょう)は 令和(れいわ)5年3月22日 水曜日(すいようび)。

 WBC(ダブリュー・ビー・シー)の 世界(せかい)野球大会(やきゅうたいかい)で

 日本(にほん)が 世界一(せかいいち)になったぞ。

 決勝(けっしょう)で アメリカから 勝(か)った。

 やったぞ 日本(にっぽん)。

 日(にほん)代表選手(だいひょうせんしゅ)は 大喜(おおよろこ)び

 日本人(にほんじん)応援団(おうえんだん)も 大喜(おおよろこ)び

 日本中(にほんじゅう)が 喜(よろこ)びにわきかえりました。

 苦(くる)しい試合(しあい)を 勝(か)ち続(つづ)けることができました。

 うれしいですねえ。 

共感的理解の必要性

 発言者にとって発言内容を頭から批判されたり、否定されるような経験が続けば、発言しなくなるのは必然である。間違いなどがあれば、指摘の仕方も配慮することである。発言が続くようなやり方を工夫することである。以下、そのことについて、舞田本では、次のように説明している。引用は、通算で第366回目となる。

【引用はじめ】

  • 共感を示すことも非常に大事です。
  • 人の発言には、的外れなものや思慮が足りないもの、間違っているものがたくさんあるでしょう。
  • しかし、それを間違っているからといって頭ごなしに否定されては、発言者は、もう発言しようとしなくなります。
  • 発言が弱化されてしまうのです。
  • 人が人を理解するには、論理的理解と共感的理解の2種類があります。
  • 論理的理解とは、相手の話を頭で論理的に聞き理解することです。
  • ここでは、間違っているものは間違っていると判断されます。
  • 本当は違うのに「それは正しい」などと言っては嘘になります。
  • ですが理解の仕方にはもう一つ、共感的理解というものがあります。
  • これは、相手の話を自分の心(胸)で情緒的に聞き理解するというものです。
  • つまり、話の表面的な内容ではなく、相手がそういうことを言いたくなる気持ちを理解してあげるというものです。

舞田竜宜著・杉山尚子監修「行動分析学で社員のやる気を引き出す技術」2012年(日本経済新聞出版社刊)p.132~p.133

【引用おわり】

 発言そのものが受け入れられるようにすることである。多少の問題を含んだ発言であっても、共感を持った対応をするのである。型どおりに筋だけ通す論理的なやり方だけでは、なかなかうまくいかない。相手を尊重して共感する態度で接し、発言そのものを認めることが大事である。

2023年3月21日火曜日

【利用者向け477】春分の日

 今日(きょう)は 令和(れいわ)5年3月21日 火曜日(かようび)。

 春分(しゅんぶん)の日です。

 国民(こくみん)の祝日(しゅくじつ)です。

 昼(ひる)と 夜(よる)の時間(じかん)が 同(おな)じになる日です。

 また 春(はる)の彼岸(ひがん)でもあります。

 先祖(せんぞ)をまつる日です。

 


発言者だけに責任を負わせることの問題

 発言したからには、自らひとりで責任を持てといった突き放すみたいな対応では、発言者は孤独を感ずるのみとなる。次からは二度とこうした発言はしたいと思わなくなる。重い責任ばかりで損な立場に立たされていると被害者意識を持ってしまう。以下、そのことについて、舞田本では、次のように説明している。引用は、通算で第365回目となる。

【引用はじめ】

  • 部下の発言内容が問題提起や提案などであったとき、「じゃあ、あなたやってよ」と発言者本人だけに解決や改善の責任や負担を負わせてしまうのも考えものです。
  • ただの言いっ放しを避けるためにに、何らかの大事な役割を担ってもらうことはいいでしょうが、たとえば誰かに手伝わせるとか、上司自ら助力をするなどの支援はすべきです。
  • それでこそ、発言者は自分の発言に組織的な価値があったのだと感じることができます。
  • 投げたボールをただ投げ返されたような、「君がそう思うなら邪魔はしないから一人でやってくれ」的な反応では、発言者は自分の発言に十分な価値を感じることができません。
  • むしろ孤独感を感じてしまうかもしれません。

舞田竜宜著・杉山尚子監修「行動分析学で社員のやる気を引き出す技術」2012年(日本経済新聞出版社刊)p.132

【引用おわり】

 発言者一人に責任を押し付けるのは得策ではない。発言者をサポートするようにしたらいい。そこで、力を発揮してもらうのだ。みんなで協力して発言の内容を実現していくのである。そうなれば、発言者の発言内容が認められたことにもなる。

2023年3月20日月曜日

【利用者向け476】明日は彼岸の中日

 今日は 令和5年3月20日 月曜日。

 今は、「お彼岸」の週です。

 3月18日(土)が彼岸入りです。

 3月21日(火)は中日になります。

 3月24日(金)が彼岸明けです。

 彼岸は1週間続きます。

 中日は 先祖に 感謝する日です。

 彼岸に 供えるものは ぼたもちです。

 


  

発言したことに対して積極的に強化する

 ミーティングなどで発言の少ない部下が、積極的に発言するようにするためには、どのように強化すればいいか。部下の発言を受け入れるようにする上司などの態度が大事になる。以下、そのことについて、舞田本では、次のように説明している。引用は、通算で第364回目となる。

【引用はじめ】

  • ふだんあまり発言しない部下が発言をしたら、上司(や周囲の参加者)は興味深そうに聞いてあげることが大事です。
  • たとえそれまで、あまりパっとしない発言が多かったとしても、「どうせまた、つまらないことを言うのだろう」という顔をして聞いては駄目です。
  • また、聞くだけ聞いて、聞き流してもいけません。
  • きちんと対応することを、その場で確約すべきです。
  • もちろん、すぐに実行に移せないものもあるでしょう。
  • 検討を要するものもあるでしょう。
  • そういう場合には、実行のために何をするのか、いつ結論を出すのか、と言ったことをその場で明言しましょう。

舞田竜宜著・杉山尚子監修「行動分析学で社員のやる気を引き出す技術」2012年(日本経済新聞出版社刊)p.131~p.132

【引用おわり】

 部下の発言があったら、上司などがしっかり聞くことである。そして、その意見がどのように実行できるかなども考えてみることだ。自らの発言が周囲の人に影響を与えられていることが分かれば、次も発言するようになる。そういう繰り返しこそ重要である。

2023年3月19日日曜日

【利用者向け475件】残り2週間

 今日(きょう)は 令和(れいわ)5年3月19日 日曜日(にちようび)。

 昨日(きのう)とは うってかわって 青空(あおぞら)が 広(ひろ)がる

 いい天気(てんき)になりました。

 昨日(きのう)の 雪(ゆき)が まだ残(のこ)っています。

 3月も 残(のこ)すところ 2週間(しゅうかん)。

 令和(れいわ)4年度(ねんど)も 残(のこ)すところ わずかです。

 4月になると 令和(れいわ)5年度(ねんど)に 変(か)わります。

 新年度(しんねんど)まで あと2週間(しゅうかん)。

 作業班(さぎょうはん)が 変(か)わる人(ひと)もいるじゃないかなあ。

 楽(たの)しみでもあり ちょっと不安(ふあん)もあるかなあ。

 残(のこ)り2週間(しゅうかん)も 明(あか)るくすごしましょう。 

ミーティングで発言を促す

 ミーティングで積極的に発言するようにしたい。上司は部下に対してそう思っている。それが、なかなかうまくいかない。どうしたらいいだろう。どのように強化すればよいか。以下、そのことについて、舞田本では、次のように説明している。引用は、通算で第363回目となる。

【引用はじめ】

  • ミーティングなどで発言するようにするには、どうしたらよいか。
  • まずは行動のきっかけを与えましょう。たとえば、以下のようなことです。

  1. ミーティングの初めに、「積極的に発言してほしい」と出席者に言う
  2. 他の出席者の発言を褒めたり傾聴したりする
  3. 対象者に「君の意見は?」と水を向ける

  • ここでの2は、他の出席者の発言を強化しているわけですが、それを対象者に見せることで、発言すればこういう良いことがあるのだと知らせ、それにより対象者の行動を促そうとしています。
  • また3は、言語的指示で、行動を促しています。
  • 多くの場合、このように促されれば、たいていの人は何か言うでしょう。
  • そうしたら、その行動を強化するのです。

舞田竜宜著・杉山尚子監修「行動分析学で社員のやる気を引き出す技術」2012年(日本経済新聞出版社刊)p.130~p.131

【引用おわり】

 ミーティングにおいて発言を促すきっかけを与える必要がある。ミーティングが活発になるように、あらかじめ質問や意見を求めるのである。また、「いい質問だねえ」などと褒めたりするのである。そうしたことに促されて、発言も増えてくる。もちろん、発見の少ない出席者には、意見を求めたりするのも必要である。その意見についてすかさず強化するのである。

2023年3月18日土曜日

【利用者向け474】雪降りの一日

 今日(きょう)は 令和(れいわ)5年3月18日 土曜日(どようび)。

 雪降(きふ)りの一日(いちにち)に なりました。

 あたり一面(いちめん) また まっ白(しろ)です。

 冬(ふゆ)に まいもどった感(かん)じです。

 気温(きおん)も 4度(ど)までしか 上(あ)がりません。

 今日(きょう)は 「彼岸(ひがん)入(い)り」です。

 これじゃー お墓(はか)まいりにも 行(い)けないなあ。

 ぶつだんに ぼたもちなど おそなえして お参(まい)りしましょう。

  

目を伏せる行動を弱化する

 部下には、目を伏せることなく元気に仕事に取り組んでほしい。特に、上司と目を合わせようとしないでは、弱弱しく思ってしまう。目を上げて前向きな態度は、すごく仕事に積極的に取り組んでいると感じる。以下、そのことについて、舞田本では、次のように説明している。引用は、通算で第362回目となる。

【引用はじめ】

  • 部下が何か問題を抱えているために下を向いているのであれば、そこで声をかければ問題を発見し解決してあげることができます。
  • 別に何も問題なく順調に仕事をしているのであれば、上司のそうした言葉がけは部下にとっては少々うっとしいものかもしれません。
  • 目を伏せるという行動を弱化することになります。
  • つまり、目を上げるという望ましい行動を強化し、目を伏せるという望ましくない行動を弱化するのです。

舞田竜宜著・杉山尚子監修「行動分析学で社員のやる気を引き出す技術」2012年(日本経済新聞出版社刊)p.130

【引用おわり】

 目を伏せたままで上司に接する部下が、目を上げて接するようにしたい。目を伏せることを弱化して、目を上げることが強化できるようになればいい。そのためには、上司の働きかけが行動を変化させる。上司の声がけで、目を上げて視線を合わせることが部下ができるようにするのだ。何気ない言葉でかまわない。「ご苦労さん」などとちょっとした励ましである。

2023年3月17日金曜日

【利用者向け473】優勝までがんばれ

 今日(きょう)は 令和(れいわ)5年3月17日 金曜日(きんようび)。

 昨日(きのう)の WBCの野球(やきゅう)は 日本(にほん)がイタリアから

 9対(たい)3で 勝(か)つことができました。

 これで 準決勝(じゅんけっしょう)に 進(すす)むことができます。

 うれしいねえ。

 試合(しあい)は アメリカで 行(おこな)われます。

 あと2試合(しあい) 勝(か)つと 優勝(ゆうしょう)です。

 優勝(ゆうしょう)まで がんばれ。

 

目を伏せている部下にどのように接するか

 目を伏せて元気なさそうにしている部下がいたら、上司はどのように接したらいいか。目を上げて積極的な態度になるようにするにはどうするか。以下、そのことについて、舞田本では、次のように説明している。引用は、通算で第361回目となる。

【引用はじめ】

  • 目を伏せている部下がきっかけを与えられて目を上げたら、そこですかさず強化します。
  • 以前は目を上げると上司と目が合い、すると上司が仕事についてあれこれ聞いてくるので、それがうっとうしくて目を伏せていました。
  • そこでたとえば、部下が目線を上げているとき、上司と目が合ったら、上司はただ部下にねぎらいの言葉をかけるようにするのです。
  • それならば、うっとうしさもなく、自分のことを認めてもらえて嬉しいと思います。
  • 逆に目を伏せているときに、「どうした? 元気ないじゃないか。何が問題でもあるの? どうなっているのか、現状を説明して」などと聞くのです。
  • うつむいている部下を心配して声をかけるというのは上司として何らおかしくありませんし、それどころか、そうすべきです。
  • 人の上に立つ人にとって、元気のなさそうな部下にそっとしておいてあげようなどと接ししないようにするというのは、優しさの名に借りた怠慢です。

舞田竜宜著・杉山尚子監修「行動分析学で社員のやる気を引き出す技術」2012年(日本経済新聞出版社刊)p.129~p.130

【引用おわり】

 上司から仕事のことであれこれ聞かれないように、部下は上司と目を合わせないようにしていた。それをそのまま放っておくのは問題だ。目を伏せたままで元気なさそうに職場で過ごすのは良くない。上司自ら声がけして、部下を追及するみたいでなく、問題となっているのはどんなことか声がけするといい。悩み事を聞く態度で接してみることだ。部下も心を開いてくれるはずだ。

2023年3月16日木曜日

【利用者向け472】WBC野球大会

 今日(きょう)は 令和(れいわ)5年3月16日 木曜日(もくようび)。

 今日(きょう)は WBC(ダブリュー・ビー・シー) 野球大会(やきゅうたいかい)で

 日本(にほん)とイタリアの試合(しあい)があります。

 日本(にほん)は 今(いま)まで 4連勝(れんしょう)。

 とても がんばっています。

 天童市(てんどうし)出身(しゅっしん)の 中野拓夢(なかのたくむ) 選手(せんしゅ)も

 ショートで 出場(しゅつじょう)しています。

 もちろん 大谷翔平(おおたにしょうへい) 選手(せんしゅ)も 大活躍(だいかつやく)です。

 日本(にほん)は きっと勝(か)つぞ。

 フレー フレー にっぽん。  

上司の意識と行動は職場に伝染する

 挨拶しても声が小さく、目を伏せがちな部下に対して、上司はどのようにあたったらいいか。上司自らの行動は、部下の行動にも大きく影響する。以下、そのことについて、舞田本では、次のように説明している。引用は、通算で第360回目となる。

【引用はじめ】

  • 目を伏せがちである問題に対する改善策を考えましょう。
  • 行動変革フレームワークに基づき、まずは行動のきっかけとなる刺激を使う。たとえば、以下のとおり。

  1. 朝礼などで「下を向かず、目線を上げて働こう」と職場の人びとに呼びかける
  2. 目線を上げて働いている人を見つけたら、対象者が見聞きできるところで褒める
  3. 上司自身がいつも、うつむかず目線を上げているように努める

  • 2については、目線を上げることが、「きちんとやって当たり前なのだから、やっている人を褒めることなど必要なし」と思ってはいけません。
  • 目線を上げて働いている人には「気合が入っていいね」などと言う。
  • そうやって職場の雰囲気をつくってゆくのが、職場の長の責任の一つです。
  • 自らが手本を示すことも極めて重要です。
  • 上司の意識と行動は職場に伝染する。

舞田竜宜著・杉山尚子監修「行動分析学で社員のやる気を引き出す技術」2012年(日本経済新聞出版社刊)p.127~p.128

【引用おわり】

 職場の雰囲気を明るいものにし、働きやすくするのも上司の役目である。部下に対しては、適切な言葉がけをし、上司自らより良い手本を示すなどすることが大切である。元気な行動に対しては、積極的な強化をすることで、部下を励ますことである。

2023年3月15日水曜日

【利用者向け471】ウグイスのさえずり

 今日(きょう)は 令和(れいわ)5年3月15日。

 3月も 半分(はんぶん)が 過(す)ぎようとしています。

 東京(とうきょう)の 桜(さくら)が 開花(かいか)したというからびっくり。

 桜(さくら)が 満開(まんかい)になるのも もうすぐ。

 山形(やまがた)の桜(さくら)も いつもの年(とし)より ずっと早(はや)く

 咲(さ)くんじゃないかなあ。

 春(はる)の光(ひかり)の中(なか)を 鳥(とり)たちも さかんに飛(と)び

 回(まわ)っています。

 河原(かわら)を 歩(ある)いていると ホーホケキョと ウグイスのさえずりが

 聞(き)こえます。

 のぞみの家(いえ)の 裏山(うらやま)からも これから さかんに

 聞(き)こえてくるだろう。

 のどかで いいねえ。

  

行動変革フレームワーク

 挨拶が満足にできない部下が、挨拶できるするための方策はどうすれば良いか。そればかりでなく、より良い行動ができるようにする方法論を身につけるためには、どうすれば良いか。以下、そのことについて、舞田本では、次のように説明している。引用は、通算で第359回目となる。

【引用はじめ】

  • 強化の工夫は、全て行動の後に行います。
  • 対象者が挨拶しない限り、強化はできません。そこで、行動直後の強化に加え、行動の前にも、行動を促すきっかけを作ることです。たとえば、

  1. 朝礼などで「お互いに、きちんと挨拶しよう」と職場のみんなに呼びかける
  2. 元気でいい挨拶をしている人を、対象者が見聞きできるところで褒める
  3. こちらから声をかけ挨拶する

  • とくに2と3は、対象者から模倣という行為を引き出します。
  • 2では、褒められている人を見て、その人の行動を真似しょうとします。
  • 3では、挨拶したあなたの行動を、相手が真似ることになります。
  • そうやって挨拶という行動を引き出したうえで、強化するのです。
  • このように、きっかけ⇒行動⇒強化の三本柱で考えるのが、行動変革の一つの「型」とも言えます。
  • これを行動変革フレームワークとここで呼ぶことにします。

舞田竜宜著・杉山尚子監修「行動分析学で社員のやる気を引き出す技術」2012年(日本経済新聞出版社刊)p.126

【引用おわり】

 挨拶を抵抗なくできるようするには、挨拶した後の強化があるといい。また、挨拶しやすくするきっかけがあるといい。挨拶が自然にスムーズな形で促されるようにするやり方を積極的な導入することである。それが「きっかけ」「行動」「強化」の一連の流れで実施する「行動変革フレームワーク」である。これによって、挨拶ばかりでなく、一般的な行動においても活用できる方法だ。

2023年3月14日火曜日

【利用者向け470】ホワイトデー

 今日は 令和5年3月14日 火曜日。

 2月14日は 「バレンタインデー」でした。

 今日は 「ホワイトデー」です。

 「バレンタインデー」で チョコレートをもらった男性が おかえしの プレゼントする日です。

 マシュマロ、クッキー、キャンデーなどの おかえしです。

 チョコレートを もらった人は おかえししてください。

 


社外の厳しい研修

 社外の研修によって、挨拶を大きな声でできるようになった。それで喜んでいても、職場に戻ったら、いつものように元気のない挨拶に戻ってしまった。なぜこんな風になってしまうのだろう。以下、そのことについて、舞田本では、次のように説明している。引用は、通算で第358回目となる。

【引用はじめ】

  • 社外の厳しい研修などに社員を送り込むと、たしかにほとんどの人が大きな声で挨拶するようになります。
  • ですがそれは、たとえば以下のような強化のされ方をするわけです。

  1. 大きな声で挨拶すれば、講師に怒鳴られなくて済む
  2. 大きな声で挨拶すれば、罰をくらわずに済む

  • きちんと挨拶できる人間になれば、手段は多少荒っぽくてもいいではないかという考えもあるかもしれません。
  • ですが、目的は手段を正当化するという考え方は危険です。
  • 同時に、研修が終わり会社に戻ると、講師から怒鳴られることはないので挨拶をしなくなる可能性があります。
  • まずは、お互いに気持ちの良い方法で行動変化を導ける工夫を試みたいものです。

舞田竜宜著・杉山尚子監修「行動分析学で社員のやる気を引き出す技術」2012年(日本経済新聞出版社刊)p.125~p.126

【引用おわり】

 社外の厳しい研修では、挨拶のしかたが徹底的にしこまれる。大きな声で挨拶するように強要されることもある。そうした強制的なやり方を回避するために、派遣された社員も必死で大きな声で挨拶することになる。しかし、職場に戻れば、そんな強制的に挨拶することを求められるわけでない。いつものやり方にいつの間にか戻ってしまう。場面が変われば、強化のしかたも変わるからである。

2023年3月13日月曜日

【利用者向け469】サンドイッチの日

 今日(きょう)は 令和(れいわ)5年3月13日 月曜日(げつようび)。

 今日(きょう)は 「サンドイッチの日」。

 日付(ひづけ)の1が3ではさまれているということから 決(き)められました。

 ドイツのサンドウィッチ伯爵(はくしゃく)が サンドイッチを 食(た)べながら

 ゲームをするのがすきだったことから サンドイッチの名(な)が広(ひろ)まりました。

 サンドイッチは パンに 肉(にく)や野菜(やさい)をはさんだ食(た)べものです。

 みなさんも すきですね。

 


笑顔で接する

 笑顔で相手に接することは、簡単そうで簡単なことでない。問題を抱えているときなど、ついつい苦虫つぶしたような顔になっていたりする。以下、そのことについて、舞田本では、次のように説明している。引用は、通算で第357回目となる。

【引用はじめ】

  • 「自然」という美名のもとに笑顔で自分のためにしかしない人は、たとえば自分の気分や体調がすぐれないときには、人から挨拶されても笑顔を向けることはないでしょう。
  • 「嬉しくも楽しくもないのだから、笑えないのは当然じゃないか」というわけです。
  • しかしそれは社会人としては甘えであり、上司としては怠慢であると言わざるをえません。
  • 筆者は以前ある有名企業の経営者から、「自分は毎日、鏡の前で笑顔の練習をしている」と伺い、大変感心するとともに自分も見習おうと決心したことがあります。
  • 「経営をしていれば、毎日毎日つらいことが多いので、自然と苦虫を噛みつぶしたような顔になりがちだ。でもそれで社員に接してはいけない。だから自分は、一日に何度も鏡に向かって笑顔の訓練をし、自分がどんなにつらいときでも社員には良い笑顔で接するようにしている」というのです。

舞田竜宜著・杉山尚子監修「行動分析学で社員のやる気を引き出す技術」2012年(日本経済新聞出版社刊)p.123~p.124

【引用おわり】

 笑顔による作り笑いをして、相手をとまどわせるなどと否定的に問題視する場合がある。しかし、相手から好感を得るには、笑顔などの表情が大切というのは常識である。そのためにも、笑顔を常に作れるようにする必要がある。それが意外と難しい。そのためもあって、鏡の前で練習することは有効である。

2023年3月12日日曜日

【利用者向け468】東日本大震災から12年目

 今日(きょう)は 令和(れいわ)5年3月12日 日曜日(にちようび)。

 昨日(きのう)は 東日本(ひがしにほん)大震災(だいしんさい)から12年目(ねんめ)でした。

 あれから もう12年がたちました。

 あの時(とき)のことを覚(おぼ)えますよねえ。

 山形(やまがた)だってすごくゆれました。

 停電(ていでん)も 長(なが)く続(つづ)きました。

 その後(あと)の ゆれも何回(なんかい)もありました。

 岩手県(いわてけん) 宮城県(みやぎけん) 福島県(ふくしまけん)の 人(ひと)たちなどが

 津波などで 15900人(にん)もなくなりました。

 つい最近(さいきん) トルコなどでも 大地震(だいじしん)があって 5万人(んにん)もの

 人(ひと)がなくなりました。

 また庄内(しょうない)では 正月(しょうがつ)に 地(じ)すべりがあって

 なくなった人(ひと)がいます。

 山形県内(やまがたけんない)では 洪水(こうずい)で 大(おお)きな被害(ひがい)が

 起(お)きています。

 最近(さいきん)は 火事(かじ)が 多(おお)いですねえ。

 自然災害(しぜんさいがい)は いつどこで起(お)きるかわかりません。

 のぞみの家でも 避難訓練(ひなんくんれん)を 毎年(まいとし)やっています。

 命(いのち)を守(まも)る訓練(くんれん)です。 

笑顔の練習をしていますか?

 笑顔は、相手との関係づくりにとってとても大事なものだ。そのために、笑顔の練習をすることだって馬鹿にしたものでない。以下、そのことについて、舞田本では、次のように説明している。引用は、通算で第356回目となる。

【引用はじめ】

  • 皆さんは、笑顔の練習をしていますか。
  • 挨拶を返すとか、ねぎらいの言葉をかけるといった言語的行動は、自分の声が自分にも聞こえる(フィードバックがある)ので、きちんとできているかどうかは自分自身でも分かります。
  • しかし笑顔については、自分の顔の表情が今どのようになっているかは自分自身では分からないことが多いので、ここぞというときに良い笑顔ができるとは限りません。
  • 「笑顔などというものは自然な感情の発露なのだから、練習などいらない」と考える方もいるでしょう。
  • 笑顔は自然に任せればよいという人は、笑顔というものを自分視点で、自分のためにするものと思っていないでしょうか?
  • 相手のために、相手を喜ばせてあげたいためにする、という視点が欠けていないでしょうか。

舞田竜宜著・杉山尚子監修「行動分析学で社員のやる気を引き出す技術」2012年(日本経済新聞出版社刊)p.122~p.123

【引用おわり】

 相手と笑顔で接すれば、相手だってうれしい。互いの関係を円満に保つためにも、笑顔はとても有効である。常日ごろから笑顔づくりができるように練習することも必要である。

2023年3月11日土曜日

【利用者向け467】パンダ発見の日

 今日(きょう)は 令和(れいわ)5年3月11日 土曜日(どようび)。

 1869年(明治めいじ2年)のこの日 中国(ちゅうごく)・四川省(しせんしょう) 

 で フランス人(じん)が 白(しろ)と黒(くろ)の熊(くま)の毛皮(けがわ)を

 見(み)せられました。

 それが パンダが 知(し)られるきっかけとなりました。

 パンダは ネコの仲間(なかま)です。

 パンダの名前(なまえ)は ネパール語(ご)で「竹(たけ)」を意味(いみ)します。

 パンダは 「竹(たけ)を食(た)べるもの」から つけられたと言(い)われています。

 


 

挨拶しない部下にどう対応するか

 上司に対して挨拶もしない部下はなぜそうしたことをしないのか。部下が挨拶したら、その直後上司はどんな風だったか、観察してみよう。以下、そのことについて、舞田本では、次のように説明している。引用は、通算で第355回目となる。

【引用はじめ】

  • 覇気がなく満足な挨拶もしない部下が望ましい行動をするために、新しい強化・消去・弱化をどうすれば良いか。
  • 挨拶しない理由は次のようであった。

  1. 挨拶をしても、返事がなく無視される
  2. 挨拶をすると、相手にジロリと睨まれる
  3. 挨拶をすると、仕事について追及される

  • そこでまずは、上司から率先して次のようなことをする。

  1. 部下が挨拶したら、必ず挨拶を返す
  2. 部下が挨拶したら、笑顔で頷いてあげる
  3. 部下が挨拶したら、「ご苦労さま」などねぎらいの言葉をかけ、その場では部下の仕事を追及しない

舞田竜宜著・杉山尚子監修「行動分析学で社員のやる気を引き出す技術」2012年(日本経済新聞出版社刊)p.122

【引用おわり】

 部下が挨拶したら、上司はどんな風に接したらいいかが上記の答えである。「挨拶を返す」「笑顔で頷く」「ねぎらいの言葉をかける」などだ。こうした何気ない上司の行動によって、部下も挨拶を積極的にするようになるはず。部下が挨拶しないからといって、あいつはダメと決めつけるのでなく、上司もそれなりに適切な接し方をする必要がある。

2023年3月10日金曜日

【利用者向け466】砂糖の日

 今日(きょう)は 令和(れいわ)5年3月10日 金曜日(きんようび)。

  今日(きょう)は 「砂糖(さとう)の日」です。

 日付(ひづけ)の 「さ(3)とう(10)」と 読(よ)むごろ合(あ)わせから

 決(き)められました。

 砂糖(さとう)は 甘味(あまみ)ある 調味料(ちょうみりょう)として

 使(つか)われます。

 昔(むかし)は とても貴重(きちょう)で 高価(こうか)でした。

 2500年前(ねんまえ)からあったといいます。

 砂糖(さとう)は 品質(ひんしつ)の変化(へんか)が少(すく)なく

 長期保存(ちょうきほぞん)ができます。

 栄養(えいよう)も あるものです。



ゆっくりする仕事がいつの間にか強化されている

 仕事をゆっくりする部下が、そうなっているのは職場内で、ゆっくり仕事することが強化されているからである。以下、そのことについて、舞田本では、次のように説明している。引用は、通算で第354回目となる。

【引用はじめ】

  • ゆっくり仕事をするとどうなるかは、職場によって少しずつ違うが、この職場ではゆっくり仕事をするという行動の結果として、以下のようなことが見られる。

  1. 上司が「まだかね」と言わんばかりのイライラした目で見る(弱化)
  2. 上司が他の人には仕事を振り分ける(強化)
  3. 優しい同僚が手伝ってくれる(強化)

  • 上司からイライラした目で見られるというのは、「ゆっくり仕事をする」という行動に対する弱化にあたる。
  • 多くの人は、上司からこのような目で見られないように一生懸命に仕事をする。
  • ですがいつも目を伏せがちな部下にとって、上司の険のある表情を見ないで済むので、弱化の効果はあまりない。
  • そのおかげで、目の伏せがちな部下にとっては、仕事を他に振り分けられるので、仕事の負担が軽くなって強化される。
  • 上司にとって、部下の仕事の遅さにイライラさせられたのに、その部下のゆっくり仕事を強化することになる。
  • 同僚が手伝ってくれるということは、本人の仕事の負担が軽くなるだけでなく、同僚の優しさに触れて嬉しい気分にもなり、強化の効果がさらに大きいものになる。

舞田竜宜著・杉山尚子監修「行動分析学で社員のやる気を引き出す技術」2012年(日本経済新聞出版社刊)p.119~p.120

【引用おわり】

 ゆっくり仕事をして、仕事の効率が上がらない部下は、上司からも同僚からもそうした仕事のやり方が強化されていると考えるべきである。上司はその部下の分を他の人に振り分けたり、同僚が手伝ってくれるなどがあったからだ。ゆっくりした仕事を続けているのは、そうした行動を強化している随伴性あるからなのだ。

2023年3月9日木曜日

【利用者向け465】感謝(ありがとう・サンキュー)の日

 今日(きょう)は 令和(れいわ)5年3月9日 木曜日(もくようび)。

 今日(きょう)の日付(ひづけ)から 「サン(3)キュー(9)」と読(よ)んで

 「感謝(かんしゃ)の日」が 定(さだ)められました。

 家族(かぞく)の人(ひと)たち 施設(しせつ)の仲間(なかま)たち 支援(しえん)

 してくれる人(ひと)たちなど 多(おお)くの人(ひと)たちと

 生活(せいかつ)しています。

 そうした人(ひと)たちに 心(こころ)から ありがとうの

 気持(きも)ちをあらわそうということです。

 こうしたことを 続(つづ)ければ 気持(きも)ちよく 生活(せいかつ)をすることが

 できるのです。

  

ゆっくり仕事をする理由

 ゆっくり仕事をする部下がいて困っている。なぜそうした仕事ぶりなのだろうか。その理由を知りたい。ゆっくり仕事した結果が、どうなったかで考えてみる。以下、そのことについて、舞田本では、次のように説明している。引用は、通算で第353回目となる。

【引用はじめ】

  • ゆっくり仕事をする理由を分析してみると次のようになる。
  • ゆっくり仕事をするとどうなるかは、職場によって少しずつ違うが、この職場ではゆっくり仕事をするという行動の結果として、以下のようなことが見られる。

  1. 上司が「まだかね」と言わんばかりのイライラした目で見る(弱化)
  2. 上司が他の人には仕事を振り分ける(強化)
  3. 優しい同僚が手伝ってくれる(強化)

舞田竜宜著・杉山尚子監修「行動分析学で社員のやる気を引き出す技術」2012年(日本経済新聞出版社刊)p.118~p.119

【引用おわり】

 部下がゆっくり仕事をしているのをみて、上司はイライラする。そうすると、他の人に仕事を振り分けたり、同僚が手伝ってくれたりする。そのおかげで、この部下は仕事の量が減り、楽になる。仕事をゆっくりすることで、この部下は得するのである。

2023年3月8日水曜日

【利用者向け462】みつばちの日

 今日(きょう)は 令和(れいわ)5年3月8日 水曜日(すいようび)。

 今日(きょう)は 「みつばちの日」です。

 日付(ひづけ)の「みつ(3)ばつ(8)」より 記念日(きねんび)となりました。

 ミツバチは 花(はな)のみつを加工(かこう)して 巣(す)にたくわえます。

 二ホンミツバチとセイヨウミツバチが 飼育(しいく)されています。

 みつの採取(さいしゅ)では セイヨウミツバチのほうが 大量(たいりょう)にとれます。

 スーパーで 販売(はんばい)されている はちみつのほとんどは セイヨウミツバチ

 からのものです。

 


ミーティングで発言しない理由

 ミーティングの場において、発言を促されないと積極的に発言しない部下がいる。それに困っている。それはなぜか。以下、そのことについて、舞田本では、次のように説明している。引用は、通算で第352回目となる。

【引用はじめ】

  • 部下が、ミーティングで発言しない理由を分析すると次のようになる。
  • 実際のミーティングでは、全く一言も発せずに済むことはなく、「○○君は何かない?」と促され、発言はしている。
  • ですが、促されない限り自分から自発的に発言することがなく、それが問題として認識されている。
  • それでは現状、ミーティングの場で(=先行条件)、発言すると(=行動)、何が起きているか(=結果)をABC分析してみると次のようになる。
  • この人が発言すると、結果として次のようなことが起きている。

  1. 出席者(特に上司)は、つまらなそうな顔をして聞く(弱化)
  2. 返答が必要な話の場合、答えをはぐらかされる(消去)
  3. アクションが必要な話の場合、「じゃあ、君やってくれ」とか自分一人に負担がかかる(弱化)
  4. 話の内容を十分に検討もせずに、即座に否定される(弱化)

舞田竜宜著・杉山尚子監修「行動分析学で社員のやる気を引き出す技術」2012年(日本経済新聞出版社刊)p.118~p.119

【引用おわり】

 自ら積極的に発言することが極めてすくない。それは、発言しても消去されたり、弱化されたりしているからである。発言したことにつまらないといった態度されたり、否定などされれば、次からは発言の意欲もなくなる。手ごたえがないからである。

2023年3月7日火曜日

【利用者向け463】3月7日はメンチカツの日

 今日(きょう)は 令和(れいわ)5年3月7日 火曜日(かようび)。

  今日(きょう)は 「メンチカツの日」。

 メンチカツって 日本(にほん)の料理(りょうり)です。

 明治時代(めいじじたい)に 東京(とうきょう)浅草(あさくさ)の

 洋食店(ようしょくてん)が 発明(はつめい)しました。

 ひき肉(にく)を 油(あぶら)であげたものです。

 給食(きゅうしょく)でも ときどき出(で)ます。

 さて 今日(きょう)の献立(こんだい)は なんですか。

 昨日(きのう)は スパゲッティで とてもおいしかった。

2023年3月6日月曜日

目を伏せがちなのはなぜか

 上司などに対して、ある部下が目を伏せて上司などと視線を合わせようとしない。どうしてだろうか。以下、そのことについて、舞田本では、次のように説明している。引用は、通算で第351回目となる。

【引用はじめ】

  • 部下が職場において上司に対して、目を伏せがちであることを分析しょう。
  • 目を伏せれば、人と目が合いません。
  • そして、話しかけられる機会も少なくなる。
  • 普通は、人から見られるとか話しかけられるといったことは心地よさを感じさせられると考えがちだが、この部下にとってはむしろ苦痛である。
  • だから、人と目が合わせず話しかけられないように、目を伏せるという行動が強化されている。
  • 裏返して言えば、「目を伏せずに目線を上げる」という行動が弱化されているのだ。

舞田竜宜著・杉山尚子監修「行動分析学で社員のやる気を引き出す技術」2012年(日本経済新聞出版社刊)p.117

【引用おわり】

 この部下は、上司などから話しかけられたくない。仕事のことで追及されたくない。それで目を合わせないよう目を伏せている。目を伏せていれば、話しかけられることも少ないことが強化されている。目を上げなければ話しかけられないことが弱化されているということだ。

【利用者向け462】啓蟄

 今日(きょう)は 令和(れいわ)5年3月6日 月曜日(げつようび)。

 今日(きょう)は 「啓蟄(けいちつ)」にあたります。

 「啓蟄(けいちつ)」は 大地(だいち)が温(あたた)まって 地中(ちちゅう)の虫(むし)たちが 

 出(で)てくる意味(いみ)です。

 冬眠(とうみん)からめざめた虫(むし)が 春(はる)の陽気(ようき)を感(かん)じて

 土(つち)から出(で)てくるのです。

 雪国(ゆきぐに)の 山形(やまがた)にも 春(はる)が少(すこ)しずつ

  感(かん)じられますね。

挨拶することが無自覚に強化されていた

 上司が部下に対して、どんなふるまいをしているか。挨拶を返すか、ねぎらいの言葉をかけるか、笑顔でこたえるか、仕事のことを問いただすかなどによって、部下は強化されたり、消去されたり、弱化されたりしているのである。それも無自覚に。以下、そのことについて、舞田本では、次のように説明している。引用は、通算で第350回目となる。

【引用はじめ】

  • お気に入りの部下に対する上司はどのような行動をしていたか。
  • この上司は、気に入っている部下に対しては、部下が挨拶するという行動を強化するような反応を無自覚にとっていた。
  • それに対し、「覇気のない」部下に対しては、挨拶することを消去したり弱化したりするような反応を無自覚にとっていた。
  • 挨拶をしない部下を上司がつくっていた。
  • 覇気がない言われていた部下は同僚たちに対しては挨拶をしていた。
  • それは、返事、笑顔、ねぎらいなどの強化が同僚との間では起きていたからだ。

舞田竜宜著・杉山尚子監修「行動分析学で社員のやる気を引き出す技術」2012年(日本経済新聞出版社刊)p.116

【引用おわり】

 お気に入りの部下とか、覇気のない部下とかなどと、決めつけることがある。いずれもそれは上司が無自覚に対応している結果がなせることだ。相手を個人攻撃しても、物事をややこしくするだけである。部下に対して、適切な強化・消去・弱化されているか課題分析によって、明らかにすることが重要だ。



2023年3月5日日曜日

【利用者向け461】サンゴの日

 今日(きょう)は 令和(れいわ)5年3月5日 日曜日(にちようび)。

 今日(きょう)の 日付(ひづけ)に 合(あ)わせて 「サン(3)ゴ(5)の日」です。

 サンゴは あたたかい きれいな海(うみ)に群生(ぐんせい)します。

 いろんな色(いろ)どりのもので 固(かた)い貝(かい)が 積(つ)み重()かさなった

 ようになります。

 宝石(ほうせき)が 海(うみ)に 広(ひろ)がったようにみえます。

 そのまわりを 色(いろ)とりどりの 魚(さかな)が 泳(およ)ぎまわっています。



お気に入りの部下が強化される

 上司にとって、頼りになる部下に対しては、挨拶に対する応答があり、笑顔やねぎらいの言葉をかける。互いの関係がよりよい。以下、そのことについて、舞田本では、次のように説明している。引用は、通算で第349回目となる。

【引用はじめ】

  • お気に入りの部下には仕事のことを突っ込んで聞かない。
  • それは、その「部下を信じているから」ということです。
  • 上司の「お気に入り」の部下の場合、ABC分析すると次のとおりです。
  • 先行条件(A):上司を見かけたとき→行動(B):挨拶する→結果(C):返事をしてもらえる 《強化》
  • 先行条件(A):上司を見かけたとき→行動(B):挨拶する→結果(C):笑顔で見てもらえる 《強化》
  • 先行条件(A):上司を見かけたとき→行動(B):挨拶する→結果(C):「ご苦労さま」とねぎらわれる 《強化》

舞田竜宜著・杉山尚子監修「行動分析学で社員のやる気を引き出す技術」2012年(日本経済新聞出版社刊)p.115~p.116

【引用おわり】

 上司と部下の関係がより良いものであるためには、行動の直後に強化される必要がある。部下が挨拶したら、上司は返事をする、笑顔をする、ねぎらいの言葉を言うなどだ。こうしたことが続くとますます関係が良くなる。

2023年3月4日土曜日

【利用者向け460】ミシンの日

 今日(きょう)は 令和(れいわ)5年3月4日 土曜日(どようび)。

  今日(きょう)は 「ミシンの日」です。

 日付(ひづけ)の 「ミ(3)シ(4)ン」の ごろ合(あ)わせから

 決(き)められました。

 1790年 イギリスの トーマス・セイントが ミシンを発明(はつめい)しました。

 230年も前(まえ)のことです。

 ミシンは 織物(おりもの) 皮(かわ) 紙(かみ)などを 糸(いと)で ぬいあわせる

 機械(きかい)です。

 英語(えいご)の ソーイング・マシンが なまって 日にほんごほんご)では

 ミシンとなりました。

お気に入りの部下に対する上司の態度

 部下に対して、この上司は積極的に挨拶しようとしない。そうするのが当たり前で当然のことだと思っている。しかし、特定の部下には違う態度で接している。この矛盾をどう考えるべきか。以下、そのことについて、舞田本では、次のように説明している。引用は、通算で第348回目となる。

【引用はじめ】

  • 上司としては、部下が挨拶するのは当たり前のことだから、こちらから何かしてやる必要はないし自然に振る舞っていればよい、くらいの心持ちでおられました。
  • しかし実際には、同じ上司が自分のお気に入りの部下に対しては全く異なる反応をしていた現実がありました。
  • たとえば、お気に入りの部下が「おはようございます」と挨拶すると、この上司は「おはよう」と返事をします。
  • しかも自然と笑顔になっています。
  • 返事があることも、笑顔を向けられることも、部下にとっては強化にあたります。
  • しかも、お気に入りの部下のときには、「いつもご苦労さま」という、ねぎらいの言葉つきです。
  • これも強化です。

舞田竜宜著・杉山尚子監修「行動分析学で社員のやる気を引き出す技術」2012年(日本経済新聞出版社刊)p.115

【引用おわり】

 上司にとって、お気に入りの部下には挨拶されれば自然に挨拶するし、笑顔でも接する。業績もよくがんばっている部下には、上司の態度も親しげだ。違和感のない関係が作り上げられている。互いが強化し合っている関係になっている。

2023年3月3日金曜日

【利用者向け459】ひな祭り

 今日(きょう)は 令和(れいわ)5年3月3日 金曜日(きんようび)。

 あいにく 雪(ゆき)ふりの日になりました。

 でも 楽(たの)しい 「ひな祭(まつ)り」。

 おひな様(さま)を 飾(かざ)っている家(うち)もあるんじゃないか。

  


 「ひな祭(まつ)り」は 女(おんな)の子(こ)が 健(すこ)やかに育(そだ)つことを

 願(ねが)う行事(ぎょうじ)です。

 「桃(もも)の節句(せっく)」とも言(い)います。

 ひな人形(にんぎょう)には 桃(もも)の花(はな) ひしもち ひなあられを

 お供(そな)えします。

挨拶をしない理由

 部下が上司に対して、「挨拶をしなくなった」のはなぜなのか。それを行動分析学によるABC分析してみる。以下、そのことについて、舞田本では、次のように説明している。引用は、通算で第347回目となる。

【引用はじめ】

  • 部下が上司に挨拶をしない理由をABC分析すると次のとおり。
  • 先行条件(A):上司を見かけたとき→行動(B):挨拶する→結果(C):無視される=消去
  • 先行条件(A):上司を見かけたとき→行動(B):挨拶する→結果(C):ジロリと睨まれる=弱化
  • 先行条件(A):上司を見かけたとき→行動(B):挨拶する→結果(C):仕事について追及される=弱化     

舞田竜宜著・杉山尚子監修「行動分析学で社員のやる気を引き出す技術」2012年(日本経済新聞出版社刊)p.115

【引用おわり】

 上司を見かけて、部下が挨拶したら、その結果が「無視」、「睨まれる」、「仕事の追及」などである。そうなれば、部下だって上司に挨拶をしなくなる。「挨拶する」ことが、消去や弱化されるのである。「挨拶する」したら、その直後の結果によって、部下の挨拶する行動が消去や弱化されることになるのだ。

2023年3月2日木曜日

【利用者向け】ミニの日

 今日(きょう)は 令和(れいわ)5年3月2日 木曜日(もくようび)。

 今日(きょう)は 「ミニの日」

 日付(ひづけ)の3月2日の 「ミ(3)ニ(2)」から記念日(きねんび)となりました。

 「ミニ」とは 小(ちい)さいという意味(いみ)で 小(ちい)さいものを

 愛(あい)そうというわけです。

 「ミニカー」「ミニスカート」「ミニトマト」などがあります。

 小(ちい)さくて かわいいもの たくさんあります。 

仕事をことを突っ込まれて面倒だ

 部下が上司から、挨拶したら仕事のことを根掘り葉掘り聞かれる。それが部下にとってはとってもうっとうしい。こうなると、部下の挨拶することが弱化されかねない。以下、そのことについて、舞田本では、次のように説明している。引用は、通算で第347回目となる。

【引用はじめ】

  • 「上司に挨拶すると、仕事についてあれこれ突っ込んで聞かれるので面倒だ」という話もありました。
  • 上司にしてみれば心配だから聞くということなのですが、たしかに挨拶をしたら「あの件はどうなっているのだ?」と追及されては、本人としては藪をつついて蛇を出してしまったような気持ちになるでしょう。
  • これは弱化です。

舞田竜宜著・杉山尚子監修「行動分析学で社員のやる気を引き出す技術」2012年(日本経済新聞出版社刊)p.114

【引用おわり】

 上司にとっては、気になることだからとあまり相手の思いをおもんぱかることなく、部下に仕事の進み具合などを問いただす。それに対して、部下はなかなか思うように進まない仕事のことを聞かれることはあまり気が進まない。上司に挨拶したり、出会うことさえ避けようとしてしまう。これでは、いい関係が築けない。

2023年3月1日水曜日

【利用者向け457】3月から春

 今日(きょう)は 令和(れいわ)5年3月1日 水曜日(すいようび)。

 今日(きょう)から 3月。

 2月は 28日しかありませんでした。

 3月は31日間あります。

 3月から 季節(きせつ)は春(はる)です。

 今日(きょう)は 最高気温(さいこうきおん)15度(ど)にもなりました。

 あたたかった。

 春(はる)は 3月から5月の 3か月間(げつかん)。

 北国(きたぐに)にとっては 一番(いちばん)いい季節(きせつ)です。

 梅(うめ)が咲(さ)き 桜(さくら)が咲(さ)き きれいな花(はな)がいっぱい咲(さ)きます。

 4月になれば ウグイスの 鳴(な)き声(ごえ)も 聞(き)こえてきますね。 

無自覚な行動が相手に影響を与えている

 上司は、部下の行動に対してあまり気遣いない場合がある。部下が挨拶しても、そんなの当然だぐらいに思っていて、なんとなく受け流して挨拶を返してないなんてことがある。部下は馬鹿にされているような気分にさえなったりと、誤解してしまう。以下、そのことについて、舞田本では、次のように説明している。引用は、通算で第346回目となる。

【引用はじめ】

  • 部下が挨拶すると上司に嫌な目つきでジロリと睨まれることもありました。
  • これは弱化にあたります。
  • こちらについては、上司ご本人は自覚がありませんでした。
  • 人は無自覚のうちに、いろいろな行動をしています。
  • そしてそれが他者に思いがけない影響を与えていることがあります。
  • この場合、上司が部下無自覚の影響を与えていたのです。      

舞田竜宜著・杉山尚子監修「行動分析学で社員のやる気を引き出す技術」2012年(日本経済新聞出版社刊)p.114

【引用おわり】

 上司のうわの空の行動は、部下にとって嫌な気持ちに受けとられる。それは、部下にとって上司の行動は弱化として働く。部下が上司に挨拶しても、なんの反応もないとなれば、挨拶することは弱化されるばかり。上司がとった無自覚な行動が、部下には挨拶しなくなるという弱化となって働くことになる。