中田さんは自らを"人見知り"だと思っている。こうした性格にこだわっていると行動にも影響する。行動は随伴性しだいで変えられる。そうした内容について、島宗リーダー本による第103回目の引用である。
【引用はじめ】
性格や能力にとらわれ、個人攻撃の罠にはまっているときに、視点を180度転換し、行動に影響している要因を随伴性から探っていくのがABC分析です。
行動は目に見えますが、随伴性はそうではありません。リーダーシップにとって大切なのは、目に見えない随伴性です。ABC分析は見えない随伴性を「見える化」する作業なのです。
そして、行動は随伴性によって変わるという。この法則こそ、リーダーシップのコアコンピテンスとなる行動公式です。
V(業績)=A(先行事象)✕B(行動)✕C(後続事象)
(島宗理著 「部下を育てる!強いチームをつくる! リーダーのための行動分析学入門」2015年 日本実業出版社刊、p.61 )
【引用おわり】
性格や能力を変えるということでなく、随伴性を変えて行動を変えるという視点の転換が大切である。行動の直後の状況をどのように変えるかに着目するのである。それによって、行動を増やしたり、減らしたりするのだ。
0 件のコメント:
コメントを投稿