上司は部下に対して、どんな態度で接しているか。その態度しだいによっては、部下が"指示待ち"になっている可能性がある。それが高ずるとあいつは、指示されないと何にもできないと個人攻撃してしまう。そうした内容について、島宗リーダー本による第122 回目の引用である。
【引用はじめ】
若者の自主性の低さを嘆き、"指示待ち"と責め、個人攻撃の罠にどっぷりとはまっている方はいませんか?
部下の自ら進んで仕事をしないときにまず確認すべきなのは、指示や命令などの先行事象に頼りすぎていないかどうかです。次に部下が自ら進んで仕事をしたときに、その行動を消去したり(無視する)、取り合わなかったりする、弱化していないかどうかです(間違いを指摘する、否定する)。
(島宗理著 「部下を育てる!強いチームをつくる! リーダーのための行動分析学入門」2015年 日本実業出版社刊、p.70 )
【引用おわり】
部下が"指示待ち"になっているのは、上司の部下に対する接し方が問題である。指示ばっかりしていないか。仕事をしても、否定ばっかりしていないか。自発性を促すような接し方をしていない。これでは、部下が自主性を高めるようにはならない。上司の部下に対する接し方を変える必要がある。
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