行動はどのような原理で制御されているのか。行動分析学では、基本的な原理として4つの随伴性によって制御されているとしている。そうした内容について、島宗リーダー本による第98回目の引用である。
【引用はじめ】
行動の直後に変化する環境要因(好子か嫌子か)と、それがどのように変化するか(出現か消失か)を組み合わせると、4つの基本的な随伴性になります。
好子が出現するのが強化(↑) 好子が消失するのが弱化(↓)
嫌子が出現するのが弱化(↓) 嫌子が消失するのが強化(↑)
(島宗理著 「部下を育てる!強いチームをつくる! リーダーのための行動分析学入門」2015年 日本実業出版社刊、p.59 )
【引用おわり】
行動が制御されるのは、行動の直後の環境がどのように変化するかによるものである。行動の直後に好子が出現すると行動の頻度は増える。行動が強化される。逆に、行動の直後に好子が消失すると行動の頻度は減る。行動が弱化される。
行動の直後に嫌子が出現すると行動の頻度は減る。行動が弱化される。逆に、行動の直後に嫌子が消失すると行動の頻度は増える。行動が強化される。
この4つの基本的随伴性によって、行動の予測や制御ができるのである。
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