行動は、行動の直後の環境の関係によって変化する。それを行動分析学では随伴性と呼ぶ。行動が増えることが強化、行動が減ることが弱化である。強化の公式、弱化の公式にはそれぞれ2つずつの随伴性がある。そうした内容について、島宗リーダー本による第101回目の引用である。
【引用はじめ】
強化の公式
行動は行動することで好子が出現すると増える。(これを正の強化と呼びます)
行動は行動することで嫌子が消失すると増える。(これを負の強化や逃避の公式と呼びます)
弱化の公式
行動は行動することで嫌子が出現すると減る。(これを正の弱化と呼びます)
行動は行動することで好子が消失すると減る。(これを負の弱化と呼びます)
(島宗理著 「部下を育てる!強いチームをつくる! リーダーのための行動分析学入門」2015年 日本実業出版社刊、p.60 )
【引用おわり】
「強化の公式」では、行動の直後に好子が出現することと、嫌子が消失することの2つがあり、行動は増える。
「弱化の公式」では、行動の直後に嫌子が出現することと、好子が消失することの2つがあり、行動は減る。
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