今日(きょう)は 令和(れいわ)6年5月31日 金曜日(きんようび)。
今日(きょう)は 「菜(さい)の日」です。
日付(ひづけ)の「31」から 野菜(やさい)の「さ(3)い(1)」と読(よ)む
ごろ合(あ)わせから 毎月(まいつき)31日が 「菜(さい)の日」としています。
野菜(やさい)や 果物(くだもの)を 十分(じゅうぶん)とって
健康的(けんこうてき)な 食生活(しょくせいかつ)をしようということです。
今日(きょう)は 令和(れいわ)6年5月31日 金曜日(きんようび)。
今日(きょう)は 「菜(さい)の日」です。
日付(ひづけ)の「31」から 野菜(やさい)の「さ(3)い(1)」と読(よ)む
ごろ合(あ)わせから 毎月(まいつき)31日が 「菜(さい)の日」としています。
野菜(やさい)や 果物(くだもの)を 十分(じゅうぶん)とって
健康的(けんこうてき)な 食生活(しょくせいかつ)をしようということです。
標的行動が実行できるようにしたい。それができないのは、適切な随伴性がなされてないからである。その随伴性を見いだす必要がある。そのための方法論が2つある。そうした内容について、島宗リーダー本による第248回目の引用である。
【引用はじめ】
望ましい標的行動が実行されないときに、その行動随伴性を推測するには一工夫が必要です。今は見えていない行動を見える化しなくてはならないからです。
初めに随伴性の仮定法を使います。これは単純に「今は○○していないが、もし○○したらどんなことになるだろう」と考えてみることです。
次に行動の変動性を使って推測します。変動性とはばらつきのことです。この部下もいつどんなときでも小さな声で話をしているわけではありません。「聞こえないぞ」と叱られると大きな声で話をします。声の大きさが変動していることになります。声が大きくなったときに何が起こるかを観察すれば推察できます。
(島宗理著 「部下を育てる!強いチームをつくる!リーダーのための行動分析学入門」2015年 日本実業出版社刊、p.132)
【引用おわり】
標的行動を実行するための随伴性を見いだすことが大事となる。「随伴性の仮定法」と「行動の変動性」で明らかにするのである。「これをしたらどうなるか」「どんな時に行動は変わるのか」を推測してみる。標的行動が実行できる随伴性の仮説を立ててみるのである。
今日(きょう)は 令和(れいわ)6年5月30日 木曜日(もくようび)。
今日(きょう)は 「ごみゼロの日」です。
5月30日の日付(ひづけ)を 「ご(5)み(3)ゼロ(0)」と読(よ)む
ごろ合わせから 決(き)められました。
のぞみの家(いえ)でも 毎日(まいにち) 掃除(そうじ)の時間(じかん)があります。
今日(きょう)は 特(とく)に ていねいに掃除(そうじ)しましょう。
今行われている行動は、望ましくない行動だ。望ましい行動にするには、どうすれば良いか。そうした内容について、島宗リーダー本による第247回目の引用である。
【引用はじめ】
望ましい標的行動が実行されないときに、その行動随伴性を推測するには一工夫が必要です。今は見えていない行動を見える化しなくてはならないからです。
初めに随伴性の仮定法を使います。これは単純に「今は○○していないが、もし○○したらどんなことになるだろう」と考えてみることです。
たとえば、今はそうしていないけれど、営業活動でこの2人が大きな声で話をしたらどうなるでしょう。他のスタッフから「いったい何があったんだ?」と怪訝な表情で見られそうです。そのように注目されることが嫌子なら、この標的行動は弱化されることになります。
(島宗理著 「部下を育てる!強いチームをつくる!リーダーのための行動分析学入門」2015年 日本実業出版社刊、p.132)
【引用おわり】
望ましい標的行動が実行されてないということは、適切な随伴性が存在していないのである。それを見出す必要がある。「今は大きな声で話してないが、もし大きな声で話した」。そうなると、他の人たちがビックリする。急に何が起きたかといった雰囲気にさらされると、本人はそれが嫌子となってしまう。「大きな声で話す」ことが、好子になる随伴性が必要だということになる。
今日(きょう)は 令和(れいわ)6年5月29日 水曜日(すいようび)。
今日(きよう)は 「こんにゃくの日」です。
5月29日の日付(ひづけ)を 「こ(5)んに(2)ゃく(9)」と読(よ)ませる
ごろ合(あ)わせから 決(き)められました。
こんにゃくは 体内(たいない)の 老廃物(ろうはいぶつ)を 外(そと)に出(だ)す
働(はたら)きがあります。
のぞみの家(いえ)の こんにゃく作業班(さぎょうはん)では こんにゃく作(づく)りを
がんばっています。
作(つく)ったものが みな売(う)れています。うれしいねえ。
部下の営業成績がふるわない。お客さんに対するプレゼンスキルに問題があるからだ。まずは社内で行われる営業会議での報告がしっかりできるようすることを標的行動にした。そうした内容について、島宗リーダー本による第246回目の引用である。
【引用はじめ】
上司の統括マネージャーは、部下のプレゼンテーションスキルのコーチングを始めることにしました。最終的に改善したいのは、顧客である医師に、新薬の特性、品質、有効性、安全性をわかりやすく話をする行動です。
マネージャーの仕事の都合上、部下の営業に同行し、医師に対するプレゼンを観察する時間がとれません。そこで、社内の営業会議で進捗を報告する行動についてABC分析してみることにしました。
限られた情報しかありませんが、ご自身の経験から営業会議の場面を色々と想像し、ABC分析してみます。
標的行動は前の週の営業活動と成果、翌週の営業活動の予定と目標について、会議に参加しているスタッフに聞こえる声で話をするという行動です。
(島宗理著 「部下を育てる!強いチームをつくる!リーダーのための行動分析学入門」2015年 日本実業出版社刊、p.131)
【引用おわり】
営業成績がふるわない部下が、営業会議で営業報告をする際にも、小さい声で会議参加者にしっかり聞こえない。これでは、お客さんに対するプレゼンもはっきり伝わっていないのでないか。そのため、営業報告が相手にきちっと伝えることができるためのプレゼンスキルのコーチングをすることになったのである。
今日(きょう)は 令和(れいわ)6年5月28日 火曜日(かようび)。
今日(きょう)は 「花火(はなび)の日」です。
1733年(享保きょうわ18年)5月28日 江戸(えど)の 「両国(りょうごく)
川開(かわびら)きの花火(はなび)」が 行(おこな)われました。
それを 記念(きねん)して 今日(きょう)が 「花火(はなび)の日」としました。
江戸時代(えどじだい) 大飢饉(だいききん) コレラの大流行(だいりゅうこう)などで
多(おお)くの死者(ししゃ)がでました。
この犠牲者(ぎせいしゃ)の 慰霊(いれい)として 花火(はなび)が打(う)ち上(あ)げられ
ました。
今(いま)は 「隅田川(すみだがわ)花火大会(はなびたいかい)」として 有名(ゆうめい)
です。
業績がぱっとしない部下に困っている。その部下はどんなところに問題があるかを明らかにする。そうした内容について、島宗リーダー本による第245回目の引用である。
【引用はじめ】
あなたは製薬会社の営業部門で部下たちを統括しています。そのうち2名の業績が他のメンバーに比べて明らかに低く、目標に到達していません。
週次の営業会議で進捗を報告させると、2人とも声が小さく、下を向いてボソボソと話しています。「聞こえないぞ」と注意すると「すみません」と消えるように応え、少し大きな声で話し始めますが、すぐに元に戻ります。
2人とも専門的な知識は豊富で、他のスタッフからもよく相談されているし、頼りにされているようです。あなたも彼らの謙虚さを人の良さとして認めているところです。
でも病院で医師に新しい医薬品などの納入を提案するときにもこのような調子では、業績が低迷しているのも不思議ではありません。
(島宗理著 「部下を育てる!強いチームをつくる!リーダーのための行動分析学入門」2015年 日本実業出版社刊、p.131)
【引用おわり】
営業活動にたずさわっている部下の様子を見ると、顧客に説明する態度に問題がありそうなことが分かる。プレゼンの仕方が消極的である。声も小さく、相手に伝わるような工夫が足りない。なんか自信なげに見える。これでは、商品の良さをアピールできない。プレゼンの仕方一つで商品の良し悪しを判断されてしまうのだ。そこを部下にも分かってもらわなければならない。
今日(きょう)は 令和(れいわ)6年5月27日 月曜日(げつようび)。
今日(きょう)は 「ドラゴンクエストの日」です。
1986年(昭和しょうわ61年)5月27日に 「ドラゴンクエスト」が
ファミリーコンピュータ用(よう)ソフトとして 売(う)り出(だ)された日です。
冒険物語(ぼうけんものがたり)の ゲームソフトして 今(いま)も人気(にんき)ある
ソフトです。
現在(げんざい) ドラゴンクエストシリーズで 11作目(さくめ)まで 出(で)ています。
世界中(せかいじゅう)で 7500万本(まんぼん)も 売(う)れています。
皆(みな)さんの 中(なか)で やったことがある人(ひと)もいるはずです。
12作目(さくめ)も 近々(ちかぢか) 発売(はつばい)されるそうです。
レジ係の学生アルバイトは、お客さんに笑顔で挨拶がうまくできない。そのため、店長などが挨拶行動の改善のために介入をした。その介入が効果あるかどうかは、継続的に適切な挨拶ができなければならない。そうした内容について、島宗リーダー本による第244回目の引用である。
【引用はじめ】
介入案: どうすれば笑顔で挨拶してもらえるだろう?
先行事象(A)お客さんに 列に不機嫌そうなお客さんがいる状況で
→標的行動(B)笑顔で挨拶する
→後続事象(C)【強化】店長から「今日はいい笑顔だったね。ありがとう」(↑)
【強化】「先週、抜き打ちで観察したレジの笑顔度は平均85%でした。目標達成です!有難うございました」(↑)
【強化】「先週あなたがレジを担当したお客様のうち、本日15%の方が来店して下さいました。目標の20%までもう少しです。頑張りましょう」(?)
注意すべき点は、こうして追加する随伴性が、もともとあった消去や弱化、塵も積もれば山となる型の随伴性を置き換えるわけではないことです。追加した強化の随伴性で行動が増えても、強化の随伴性を止めてしまえば行動は元に戻ります。消去の公式です。行動の実行を継続させるには、随伴性を持続させる必要があるのです。
(島宗理著 「部下を育てる!強いチームをつくる!リーダーのための行動分析学入門」2015年 日本実業出版社刊、p.130)
【引用おわり】
お客さんに笑顔で挨拶ができるようなっても、その新たな介入は一時的なものであっては元の木阿弥になってしまう。継続的に適切に介入を行う必要がある。
今日(きょう)は 令和(れいわ)6年5月26日 日曜日(にちようび)。
今日(きょう)は 「竹内洋岳(たけうちひろたけ) 8000m(めーとる)峰(ほう)
14座(ざ)登頂(とうちょう)の日」です。
登山家(とざんか)の 竹内弘岳(たけうちひろたけ)が 8000m(めーとる)の
14ある山々(やまやま)を 登(のぼ)ることができた。
これを記念(きねん)した日です。
エベレスト K2(けーつー) ダウラギなどの 山々(やまやま)です。
8000m(めーとる)の 山々(やまやま)となると 酸素(さんそ)が少(すく)なく
呼吸(こきゅう)も 苦(くる)しくなります。
頭痛(ずつう)がして 意識(いしき)がもうろうとします。
こうした苦(くる)しさに耐(た)えて 登(のぼ)りきることができたのです。
こんな山登(やまのぼ)り 普通(ふつう)ではできません。
スーパーでレジ係をしている学生アルバイトが、お客さんに笑顔で挨拶できるようにするための店長などによる介入はどうすればよいか。そうした内容について、島宗リーダー本による第243回目の引用である。
【引用はじめ】
介入案: どうすれば笑顔で挨拶してもらえるだろう?
先行事象(A)お客さんに 列に不機嫌そうなお客さんがいる状況で
→標的行動(B)笑顔で挨拶する
→後続事象(C)【強化】店長から「今日はいい笑顔だったね。ありがとう」(↑)
【強化】「先週、抜き打ちで観察したレジの笑顔度は平均85%でした。目標達成です!有難うございました」(↑)
【強化】「先週あなたがレジを担当したお客様のうち、本日15%の方が来店して下さいました。目標の20%までもう少しです。頑張りましょう」(?)
(島宗理著 「部下を育てる!強いチームをつくる!リーダーのための行動分析学入門」2015年 日本実業出版社刊、p.130)
【引用おわり】
不機嫌なお客に対して、レジ係が笑顔で挨拶するための後続事象における強化はどうすればよいか。ABC分析によって明らかにしてみる。レジ係の様子を観察して記録して、そのことをレジ係にフィードバックする。標的行動が達成できていれば強化するのである。
今日(きょう)は 令和(れいわ)6年5月25日 土曜日(どようび)。
今日(きょう)は 「みやざきマンゴーの日」です。
5月25日の日付(ひづけ)の 「マンゴー(05)ニッコリ(25)」と読(よ)む
ごろ合(あ)わせから 決(き)められました。
今(いま)ごろが マンゴーの 最盛期(さいせいき)です。
マンゴーは とろっとした 甘味(あまみ)があって おいしいよねえ。
でも 値段(ねだん)が たかい。
山形(やまがた)では これから さくらんぼが 出(で)まわります。
楽(たの)しみ。
レジ係のアルバイト学生が笑顔でお客さんに挨拶ができない。その場合、どんな随伴性にすれば挨拶できるようになるか。笑顔で挨拶するという行動ができるようになるには、適切な随伴性が必要である。そうした内容について、島宗リーダー本による第242回目の引用である。
【引用はじめ】
行動を変えるためには随伴性を変えます。
アルバイトの学生にとって店長からの承認や顧客サービスに関する目標達成が好子になるなら、これらの後続事象を随伴性に組み込みます。最近はポイントカードを使って顧客情報を管理している店舗もあります。顧客の再来店情報をフィードバックすることも、行動目標と組み合わせて使えば強化として作用するかもしれません。
(島宗理著 「部下を育てる!強いチームをつくる!リーダーのための行動分析学入門」2015年 日本実業出版社刊、p.130)
【引用おわり】
笑顔で挨拶できるようにするには、後続事象に適切な好子を出現させればいい。上司などからの承認なども効果的である。お客さんが再来店してくれるなどの情報も効果がある。
今日(きょう)は 令和(れいわ)6年5月24日 金曜日(きんようび)。
毎月(まいつき)24日は 「地蔵菩薩(じぞうぼさつ)」の縁日(えんにち)です。
この日には 地蔵菩薩(じぞうぼさつ)をまつる 寺院(じいん)において 供養(くよう)
や法要(ほうよう)が 営(いとな)まれます。
宝光院(ほうこういん)(山形市やまがたし八日町ようかまち)では
地蔵供養(じぞうくよう)が 行(おこな)われます。
お地蔵(じぞう)さんは 子(こ)どもを守(まも)る仏(ほとけ)さまです。
毎月(まいつき)24日は お地蔵(じぞう)さんに 感謝(かんしゃ)し お参(まい)りする
日です。
なぜ、レジ係の学生アルバイトがお客さんに笑顔で挨拶できないのだろうか。ABC分析してみると、消去、弱化、塵も積もれば山となるなどの随伴性があることがわかる。そうした内容について、島宗リーダー本による第241回目の引用である。
【引用はじめ】
レジ係はお客さんに笑顔で「こんにちは、いらっしゃいませ」と挨拶することになっています。主婦のパートには愛想よく挨拶できているスタッフが多いが、学生アルバイトの大半が、お客の顔も見ず、無表情で、聞こえないくらい小さな声で挨拶しています。
「なぜ笑顔で挨拶しないのだろう?」をABC分析すると次のようになります。
先行事象(A)「お客さんに」「列に不機嫌そうなお客さんがいる状況で」
→標的行動(B)「笑顔で挨拶する」
→後続事象(C)【消去】「笑顔で挨拶を返されることなし」 (↓)
【弱化】「さらに不機嫌そうになる」 (↓)
【塵も積もれば山となる】「お客さんがまた来店してくれる」 (―)
(島宗理著 「部下を育てる!強いチームをつくる!リーダーのための行動分析学入門」2015年 日本実業出版社刊、p.129)
【引用おわり】
レジ係にとって、笑顔で挨拶するためには、強化する随伴性が必要である。挨拶したら、好子が出現したり、嫌子が消失したり、効果のある随伴性を追加したりできるといい。それもタイミングよくやれるようにするのである。
今日(きょう)は 令和(れいわ)6年5月23日 木曜日(もくようび)。
今日(きょう)は 日中(にっちゅう)ぐんぐん気温(きおん)が上(あ)がるぞ。
最高気温(さいこうきおん) 29度(ど)という 予報(よほう)がでています。
ところが 25日の土曜日(どようび)は 最高気温(さいきおん) 19度(ど)だって。
なんか 気温(きおん)の上(あ)がり下(さ)がりが すごいです。
暑(あつ)いときは 服(ふく)を 1枚(まい) ぬぐ。
寒(さむ)いときは 服(ふく)を 1枚(まい) はおったりしないと。
お客さんに対して、笑顔で「こんにちは、いらっしゃいませ」という挨拶ができない。レジ係としては、問題である。何がそうさせているのか。必ずしも、そうした行動ができないわけでない。個人同士で挨拶をかわすことはできているのだから。レジ係として、多忙な状況に追い込まれると挨拶もおろそかになるのである。そうした内容について、島宗リーダー本による第240回目の引用である。
【引用はじめ】
レジ係はお客さんに笑顔で「こんにちは、いらっしゃいませ」と挨拶することになっています。主婦のパートには愛想よく挨拶できているスタッフが多いが、学生アルバイトの大半が、お客の顔も見ず、無表情で、聞こえないくらい小さな声で挨拶しています。
ときどき、近所の知り合いでしょうか、アルバイトの学生を個人的に知っていそうなお客さんが話しかけています。でも学生はその列の後方のお客さんの「早くしてよ」と言わんばかりの様子を気にしてか、すげなくしてしまっているようです。
閉店後、帰宅するときには「お疲れさまでした、またよろしくお願いします」と店長には笑顔で挨拶しています。ですから、笑顔で挨拶する行動が未学習というわけではないようです。
つまり、笑顔で挨拶する行動が実行されないのは、行動を強化する随伴性がなく(消去)、むしろ弱化する随伴性があるからだということになります。随伴性がこのままだと、笑顔で挨拶キャンペーンなどをしてもその効果は持続しないはずです。
(島宗理著 「部下を育てる!強いチームをつくる!リーダーのための行動分析学入門」2015年 日本実業出版社刊、p.129)
【引用おわり】
レジ係の学生アルバイトは、笑顔で挨拶するのがうまくできない。それを促す随伴性がないためである。挨拶しても、お客さんは挨拶を返してくれない。それより、早くレジを終わらしてよといったお客さんの態度が見え見えである。レジ係は挨拶するという行動を消去し、弱化する随伴性にさらされているといっていい。
今日(きょう)は 令和(れいわ)6年5月22日 水曜日(すいようび)。
今日(きょう)は 「たまご料理(りょうり)の日」です。
5月22日の日付(ひづけ)は 5月を「たまご(5)」 22日を
「ニワトリ(2)ニワトリ(2)」と 読(よ)む ごろ合(あ)わせから
決(き)められました。
「たまご」を 使(つか)った 料理(りょうり)は たくさんあります。
目玉焼(めだまや)き 卵焼(たまごや)き オムレツ 親子丼(おやこどん)
卵豆腐(たまごどうふ)などです。
みんな 大好(だいす)き たまご料理(りょうり)です。
レジ係の学生アルバイトが、お客さんに対して元気に笑顔で挨拶できるようにしたい。そうすれば、お客さんも喜んでまたこの店で買物をしてくれる。そのような理由を言ったら、すぐ元気な挨拶ができるようになるだろうか。それだけでは、お客さんの数がすぐ増えるのは難しいから。そうした内容について、島宗リーダー本による第239回目の引用である。
【引用はじめ】
レジ係はお客さんに笑顔で「こんにちは、いらっしゃいませ」と挨拶することになっています。主婦のパートには愛想よく挨拶できているスタッフが多いが、学生アルバイトの大半が、お客の顔も見ず、無表情で、聞こえないくらい小さな声で挨拶しています。
挨拶する理由を「お客さんが気持ち良く買い物できるように」とか「またうちの店で買物をしてもらえるように」と説明しても、少なくとも「笑顔で挨拶する」という行動の直後にはこうした後続事象は生じません。再来店する顧客が増えるとしても、これは塵も積もれば山となる型の随伴性ですから行動は強化されません。
(島宗理著 「部下を育てる!強いチームをつくる!リーダーのための行動分析学入門」2015年 日本実業出版社刊、p.129)
【引用おわり】
どうすれば、お客さんに対して愛想よく挨拶できるようになるのだろうか。まずは、「こんにちは、いらっしゃいませ」という挨拶がどのぐらいの頻度でできているか記録してみる必要がある。その現状をふまえ、愛想いい挨拶の頻度を上げるための随伴性を追加するのである。それには、ABC分析による課題分析が役に立つ。
今日(きょう)は 令和(れいわ)6年5月21日 火曜日(かようび)。
今日(きょう)は 「小学校(しょうがっこう)開校(かいこう)の日」です。
1869年(明治めいじ2年)5月21日に 京都市(きょうとし)に
日本最初(にほんさいしょ)の 小学校(しょうがっこう)が 2校(こう)
開校(かいこう)しました。
江戸時代(えどじだい)にあった 寺子屋塾(てらこやじゅく)とは 異(こと)なる
近代小学校(きんだいしょうがっこう)です。
愛想よく笑顔で元気にお客さんに挨拶がうまくできないのはなぜか。レジ係としては、問題である。笑顔で挨拶する随伴性がないからだ。どんな消去や弱化の随伴性があるかを明らかにする必要がある。そうした内容について、島宗リーダー本による第238回目の引用である。
【引用はじめ】
レジ係はお客さんに笑顔で「こんにちは、いらっしゃいませ」と挨拶することになっています。主婦のパートには愛想よく挨拶できているスタッフが多いが、学生アルバイトの大半が、お客の顔も見ず、無表情で、聞こえないくらい小さな声で挨拶しています。
アルバイトの学生を叱る前に、レジの様子をよく観察すると、そこにはいくつかの随伴性がある。もしくは、あると思った随伴性がないことに気づくはずです。
アルバイトが挨拶しても、挨拶し返してくれるお客さんはほとんどいません。消去の公式です。
待ち行列が長くなりがちな夕方の時間帯は、不機嫌そうな表情をしているお客さんも多いです。不機嫌そうなお客さんに愛想よく挨拶してもそのお客さんの表情が変わるわけではありません。もっと不機嫌になるかもしれません。だとすると、弱化です。
(島宗理著 「部下を育てる!強いチームをつくる!リーダーのための行動分析学入門」2015年 日本実業出版社刊、p.128~p.129)
【引用おわり】
レジ係がお客さんに対して、笑顔で挨拶をするといった標的行動が決まっていても、それをできない随伴性にさらされている。レジ係がお客さんに挨拶しても、ほとんど挨拶してくれない。これでは、挨拶も消去されることになる。レジの行列が長くなれば待ち時間も長くなって、お客さんも不機嫌になる。挨拶したぐらいで、お客さんの機嫌が直るわけでない。挨拶することが弱化されることになる。これでは、挨拶を笑顔でするなんてことがだんだんできなくなってくる。
今日(きょう)は 令和(れいわ)6年5月20日 月曜日(げつようび)。
今日(きょう)は 「小満(しょうまん)」と 呼(よ)ばれる日に あたります。
「二十四節気(にじゅうよんせっき)」の 8番目(ばんめ)にあたります。
「小満(しょうまん)」の ひとつ前(まえ)の 節気(せっき)は 5月5日の
「立夏(りっか)」です。
小満(しょうまん)になると 陽気(ようき)が 良(よ)くなり 草木(そうもく)が
生(お)い茂(しげ)ることになります。
稲荷神社(いなりじんじゃ)などでは 五穀豊穣(b@bhほうじょう)
商売繁盛(しょうばいはんじょう)を 願(ねが)って 「小満祭(しょうまんさい)」が
開催(かいさい)されます。
スーパーのレジ係の学生アルバイトの多くが、お客さんに対して、笑顔で元気よく挨拶できない。それは、どうしてなのか。「やる気がない」と言ってしまえば簡単である。これでは、個人攻撃の罠にはまってしまっているのだ。そうした内容について、島宗リーダー本による第237回目の引用である。
【引用はじめ】
あなたはスーパーのレジで働く、地域の主婦や大学生アルバイトのマネジメントを任されました。レジ係はお客さんに笑顔で「こんにちは、いらっしゃいませ」と挨拶することになっています。主婦のパートには愛想よく挨拶できているスタッフが多いが、学生アルバイトの大半が、お客の顔も見ず、無表情で、聞こえないくらい小さな声で挨拶しています。
ABC分析することで「近頃の学生は元気がない」とか「やる気がない」といった個人攻撃の罠から抜け出して、改善策を探りましょう。
(島宗理著 「部下を育てる!強いチームをつくる!リーダーのための行動分析学入門」2015年 日本実業出版社刊、p.128)
【引用おわり】
笑顔で挨拶できないアルバイト学生に対して、「やる気を起こせ」と叱咤激励すれば、うまくいくとは考えられない。そこには、笑顔と挨拶するという強化をする随伴性がないからである。ABC分析によって、新たな随伴性を追加する必要がある。
今日(きょう)は 令和(れいわ)6年5月19日 日曜日(にちようび)。
今日(きょう)は 「ごちポの日」です。
「ごちポ」とは 「ごちそうポーク」のことです。
「ごちそうポーク」とは おいしい 豚肉(ぶたにく)です。
やわらかく ジューシー おいしい 豚肉(ぶたにく)を 食(た)べましょう。
そして 元気(げんき)に 夏(なつ)を 乗(の)りきろうとの 願(ねがい)いから
定(さだ)められた 記念日(きねんび)です。
上司にとっては、部下が思いどおりに動いてくれないと、ついつい部下の能力や性格などの問題を指摘しがちだ。「あんな簡単なこともできない」「おとなし過ぎる」などと「個人攻撃の罠」にはまってしまう。そうした内容について、島宗リーダー本による第236回目の引用である。
【引用はじめ】
部下に頼んでおいたことができていなかったり、頼んでもいなかったことをやってしまっていたり、部下とかかわる場面には「何でこんなこともできないんだ!」と個人攻撃の罠についついはまってしまう危険がまるで地雷のようにあちこちに仕掛けられています。
それでも、日頃からABC分析をする習慣をつけておけば、問題を部下や自分の能力や性格のせいにして身動きが取れなくなる事態を避けられます。
(島宗理著 「部下を育てる!強いチームをつくる!リーダーのための行動分析学入門」2015年 日本実業出版社刊、p.127)
【引用おわり】
「個人攻撃の罠」ではなんの問題解決にならない。ただただ、問題を相手のせいにして責任転嫁しているだけに過ぎない。その解決には、随伴性を変える必要がある。現在の随伴性がどうなっているかABC分析を行う必要がある。先行事象(A)→標的行動(B)→後続事象(C)による現状把握を行うのである。
今日(きょう)は 令和(れいわ)6年5月18日 土曜日(どようび)。
今日(きょう)は 「ことばの日」です。
5月18日の 日付(ひづけ)により 「こ(5)と(10)ば(8)」の
ごろ合(あ)わせから 決(き)められました。
言葉(ことば)を 正(ただ)しく 使(つえ)えるように 心(こころ)がける
日として 定(さだ)められたものです。
「ことば」は 人(ひと)と人(ひと)とが 通(つう)じ合(あ)うものです。
仲間(なかま)と 職員(しょくいん)と ことばをかけあうことで
いい関係(かんけい)もできます。
話(はな)したり 書(か)いたりして 多(おお)くを 学(まな)ぶこともできます。
このブログ みなさんにとって 役立(やくだ)っていますか。
行動がうまくいってない。どうすればいいか。随伴性を見直すことである。そのためには、先行事象(A)→標的行動(B)→後続事象(C)というABC分析において、後続事象が本人にとって高い確率で生ずるものになっていないからかもしれない。そうした内容について、島宗リーダー本による第235回目の引用である。
【引用はじめ】
随伴性の見直しのツールにE-TIP(イーティップ)というのが便利です。後続事象を4つの項目(Effect効果・Timingタイミング・Importance重要性・Probability確率)で確認し、うまくいっていない介入がなぜうまくいっていないのか、どうすればうまくいくのかを検討するやり方です。
その四番目のPはProbability(確率)です。その後続事象が行動の後に十分に高い確率で生じているかどうかを確認します。
つまり、天災は忘れた頃にやってくる型の随伴性になってしまっていないかどうかの見直しです。上司から褒められることが部下にとって好子だったとしても、1か月に1回も褒められないのであれば、確率が低すぎて、行動は強化できません。
ただし、褒める回数を十分に増やすことは一般的には現実的ではありません。むしろ、標的行動を自己記録し、それを上司が確認して承認するといった中継的好子を追加するといいでしょう。
(島宗理著 「部下を育てる!強いチームをつくる!リーダーのための行動分析学入門」2015年 日本実業出版社刊、p.126~p.127)
【引用おわり】
高い確率で生じない随伴性であれば、標的行動は変わらない。天災は忘れた頃にやってくる型の随伴性になっているからだ。あるいは、塵も積もれば山となる型の随伴性ということもある。そうなれば、高い確率で生ずる効果のある随伴性を追加するのだ。
今日(きょう)は 令和(れいわ)6年5月17日 金曜日(きんようび)。
すごい風(かぜ)が 吹(ふ)き荒(あ)れた日に なりました。
特(とく)に 午前中(ごぜんちゅう)は 雨(あめ)まじりの強風(きょうふう)でした。
庄内地方(しょうないちほう)は 特(とく)に強(つよ)い風(かぜ)で 屋根(やね)が
吹(ふ)き飛(と)ばされた 家屋(かおく)が 何軒(なんけん)もありました。
上山市(かみのやまし)でも 停電(ていでん)したところがあります。
突風(とっぷう)や 落雷(らくらい)に 注意(ちゅうい)が必要(ひつよう)です。
行動がうまく変えられなかったら、今ある随伴性を見直すことになる。そのためには、先行事象(A)→標的行動(B)→後続事象(C)というABC分析において、後続事象が本人にとって重要かどうかといった問題がある。そうした内容について、島宗リーダー本による第234回目の引用である。
【引用はじめ】
随伴性の見直しのツールにE-TIP(イーティップ)というのが便利です。後続事象を4つの項目(Effect効果・Timingタイミング・Importance重要性・Probability確率)で確認し、うまくいっていない介入がなぜうまくいっていないのか、どうすればうまくいくのかを検討するやり方です。
その三番目のIはImportance(重要性)です。その後続事象が行動する人にとって、どれだけ価値があるか評価します。
思い込みの好子を設定していないか、好子は好子でも、塵も積もれば山となる型の随伴性が設定されていないかなどを確認します。
たとえば、所属する部署のIT関係の予算を管理する係になることは、常に最新のスマートフォンを使い、新しいソフトウェアもチームで最初に使い始める部下にとっては好子になるかもしれませんが、パソコンが苦手な別の部下には嫌子にしかならないでしょう。個人差や多様性の認識と配慮が重要になります。
(島宗理著 「部下を育てる!強いチームをつくる!リーダーのための行動分析学入門」2015年 日本実業出版社刊、p.126~p.127)
【引用おわり】
標的行動にとって、後続事象が重要で、行動確率の高いものであれば 、行動頻度を増すことができる。思い込みの好子では、行動を変えることができない。塵も積もれば山となる型の随伴性でも行動を変えるのは難しい。本人が重要だという好子による随伴性を設定するのである。
今日(きょう)は 令和(れいわ)6年5月16日 木曜日(もくようび)。
今日(きょう)は 「平和(へいわ)に共存(きょうぞん)する国際(こくさい)デー」です。
2017年(平成へいせい29年)に 国連総会(こくれんそうかい)で 制定(せいてい)
されたものです。
平和(へいわ)な 世界(せかい)を 築(きず)くことを 目的(もくてき)にした
「国際(こくさい)デー」 です。
でも ウクライナでは ロシアの侵略(しんりゃく)で 2年(ねん)以上(いじょう)も
戦争(せんそう)が 続(つづ)いています。
イスラエルでは ハマスとの 戦争(せんそう)が 続(つづ)いています。
なかなか やめさせることができないのです。
行動を変えるには、今ある随伴性を見直さなければならない。そのためには、先行事象(A)→標的行動(B)→後続事象(C)といったABC分析を行うことになる。その中でも、後続事象がどうなっているかを明確にする必要がある。行動と後続事象の関係のタイミングが明確になっているかということである。そうした内容について、島宗リーダー本による第233回目の引用である。
【引用はじめ】
随伴性の見直しのツールにE-TIP(イーティップ)というのが便利です。後続事象を4つの項目(Effect効果・Timingタイミング・Importance重要性・Probability確率)で確認し、うまくいっていない介入がなぜうまくいっていないのか、どうすればうまくいくのかを検討するやり方です。
その二番目のTはTiming(タイミング)です。その後続事象が行動からどのくらい遅延して生じるのか確認します。
数秒以上遅延するのなら、「〇〇をしたら〇〇になる」という行動と後続事象の関係を伝える言語化の手続きが必須になります。遅延そのものは障害になりませんが、標的行動と後続事象の関係が不明確だと、随伴性は無効化されてしまいます。
たとえば、6か月後のボーナスは査定基準が具体的な行動に関連づけてあり、その基準が明示されていれば有効化しますが、たいていはそうなっていないのではないでしょうか。
(島宗理著 「部下を育てる!強いチームをつくる!リーダーのための行動分析学入門」2015年 日本実業出版社刊、p.126)
【引用おわり】
行動と後続事象に遅延がないか。遅延があっても、標的行動と後続事象の関係が明瞭になっているか。そうなっていれば、随伴性のタイミングは良かったのであり、行動の変容もうまくいくということである。
今日(きょう)は 令和(れいわ)6年5月15日 水曜日(すいようび)。
今日(きょう)は 「沖縄(おきなわ)本土(ほんど)復帰(ふっき)記念日(きねんび)」です。
1972年(昭和しようわ47年)5月15日 アメリカから 日本(にほん)に
沖縄県(おきなわけん)が 復帰(ふっき)しました。
太平洋戦争(たいへいようせんそう)によって アメリカの統治(とうち)にあった
沖縄(おきなわ)が 日本(にほん)に返還(へんかん)されました。
昭和(しょうわ)20年から 27年間(ねんかん) アメリカに 沖縄(おきなわ)は
占領(せんりょう)されていました。
占領時代(せんりょうじだい)は 道路(どうろ)が 日本本土(にほんほんど)と
逆(ぎゃく)で 車(くるま)は 右側通行(みぎがわつうこう)でした。
沖縄(おきなわ)から 日本本土(にほんほんど)に 来(く)るときも パスポートが
必要(ひつよう)でした。
そういう時代(じだい)があったのです。
効果のある随伴性においては、行動の直後の後続事象が重要だ。直後とは数秒以内か少なくとも60秒以内ということである。その後続事象によって、確実に行動の頻度を増やしたり、減らしたりするものかを見極めなければならない。そうした内容について、島宗リーダー本による第232回目の引用である。
【引用はじめ】
随伴性の見直しのツールにE-TIP(イーティップ)というのが便利です。後続事象を4つの項目で確認し、うまくいっていない介入がなぜうまくいっていないのか、どうすればうまくいくのかを検討するやり方です。
その一番目がEはEffect(効果)です。その後続事象が行動の頻度を増やすのか(強化)、減らすのか(弱化)を評価します。
事例の中の随伴性を調べてみると、強化の随伴性より弱化や消去の随伴性の方が遥かに多いことがあります。
同時に、効果がない随伴性を効果があると思い込んでいないか、変えたつもりだけで、すでにそこにある随伴性のままになっていないか、見落とした嫌子はないかなどを確認します。
(島宗理著 「部下を育てる!強いチームをつくる!リーダーのための行動分析学入門」2015年 日本実業出版社刊、p.126)
【引用おわり】
行動の分析には、先行事象(A)→標的行動(B)→後続事象(C)というABC分析が用いられる。ここにおいては、特に後続事象に着目して標的行動の直後の環境変化という随伴性によって、標的行動の変容を行うのである。行動の頻度を増やす強化になっているか、行動の頻度を減らす弱化になっているか、それを明らかにするのだ。
今日(きょう)は 令和(れいわ)6年5月14日 火曜日(かようび)。
今日(きょう)は 「斎藤茂吉(さいとうもきち)記念日(きねんび)」です。
1882年(明治めいじ15)年5月14日 斎藤茂吉(さいとうもきち)は
上山市(かみのやまし)で 生(う)まれました。
歌人(かじん)として 有名(ゆうめい)です。
また 精神科医師(せいしんかいし)としても 活躍(かつやく)しました。
文化勲章(ぶんかくんしょう)も もらっています。
蔵王(ざおう)の 山々(やまやま)を うたった有名(ゆうめい)な 短歌(たんか)が
あります。
「陸奥(むつ)を ふたわけざまに 聳(そびえ)えたまふ 蔵王(ざおう)の山(やま)の
雲(くも)の中(なか)に立(た)つ」
業績を成功に導くためにうまくいかない。そうした場合、どのように随伴性を見直すべきか。そのツールとして、E-TIP(イーティップ)というものがある。そうした内容について、島宗リーダー本による第231回目の引用である。
【引用はじめ】
随伴性の見直しのツールにE-TIP(イーティップ)というのが便利です。後続事象を4つの項目で確認し、うまくいっていない介入がなぜうまくいっていなのか、どうすればうまくいくのかを検討するやり方です。
EはEffect(効果)です。その後続事象が行動の頻度を増やすのか(強化)、減らすのか(弱化)を評価します。
TはTiming(タイミング)です。その後続事象が行動からどのぐらい遅延して生ずるのか確認します。
IはImportance(重要性)です。その後続事象が行動する人にとって、どれだけ価値があるか評価します。
PはProbability(確率)です。その後続事象が行動の後に十分に高い確率を生じているかどうかを確認します。
(島宗理著 「部下を育てる!強いチームをつくる!リーダーのための行動分析学入門」2015年 日本実業出版社刊、p.125~p.127)
【引用おわり】
随伴性を見直すのにE-TIP(イーティップ)が手がかりになる。後続事象がどうなっているかを見直すのである。後続事象は効果的か、タイミングは適切か、重要なものと言えるか、高い確率で生ずるかの4つの観点から把握するのである。そこに何らかの問題があれば、新たな後続事象による随伴性を提示するのだ。
今日(きょう)は 令和(れいわ)6年5月13日 月曜日(げつようび)。
今日(きょう)は 「お父(とう)さんの日」です。
日付(ひづけ)が 「おとう(10)さん(3)」(お父とうさん)と 読(よ)む
ごろ合(あ)わせから とったものです。
毎月(まいつき)13日が 「お父(とう)さんの日」としています。
昨日(きのう)は たまたま 「母(はは)の日」でした。
お父(とう)さんも 毎日(まいにち) 仕事(しごと)に がんばっています。
感謝(かんしゃ)しましょう。
どのようにすれば、業績を上げることができるか。そのためには、ポジティブな行動マネジメントを活用するのが効果的である。まずは最終的な業績を明確に定義することから始める。そして、確実に業績が向上するための介入を行うのである。そうした内容について、島宗リーダー本による第230回目の引用である。
【引用はじめ】
ポジィティブな行動マネジメントでは、まず最終的な成功を業績(V)として定義します。これが見通しです。
次に、成功のために行動の公式を用います。これが一貫性です。
そして、業績に関する測定と、行動に関する測定を続け、両者の関係を見える化し、評価する機会を設定します。
介入が成果を上げていないときは、まずは介入が計画通りに実施されているかどうかを確認します。
そして計画通りに実施されているのに効果が上がっていないなら、随伴性を再分析します。これが転換点です。
(島宗理著 「部下を育てる!強いチームをつくる!リーダーのための行動分析学入門」2015年 日本実業出版社刊、p.125)
【引用おわり】
業績を上げるうえで重要なことは、介入によってその行動頻度がどのように変容しているかを測定して、評価することである。うまくいっていなければ、介入のあり方を再検討することになる。行動とその直後の状況の関係、いわゆる随伴性を見直すのである。
今日(きょう)は 令和(れいわ)6年5月12日 日曜日(にちようび)。
今日(きょう)は 「母(はは)の日」です。
お母(かあ)さんに 感謝(かんしゃ)する日です。
カーネーションなどを 贈(おく)る習慣(しゅうかん)があります。
もともと アメリカで 始(はじ)まったお祝(いわ)いの日です。
アメリカでは 祝日(しゅくじつ)になっています。
課題に関して、成功に導くには成功するまで継続することである。途中、多くの失敗があり挫折する。それにどう耐えることができるか。そのためには、失敗を糧にして何が問題だったか分析し次につなげられるようにすることである。そうした内容について、島宗リーダー本による第229回目の引用である。
【引用はじめ】
何事にも言えることですが、成功の一番の秘訣は成功するまで続けることです。ただし、見通しと一貫性を持ち、失敗を成功のチャンスに変える転換点を持つことが条件です。
(島宗理著 「部下を育てる!強いチームをつくる!リーダーのための行動分析学入門」2015年 日本実業出版社刊、p.125)
【引用おわり】
失敗したらその失敗の原因を突き止めることが重要だ。失敗の原因を一つひとつつぶすことができれば、成功は確実に見えてくる。同じ失敗を繰り返さないようにすれば、いずれ成功は可能となる。
今日(きょう)は 令和(れいわ)6年5月11日 土曜日(どようび)。
今日(きょう)は 「世界(せかい)渡(わた)り鳥(どり)デー」です。
渡(わた)り鳥(どり)を 保護(ほご)するために 国際的(こくさいてき)に
協力(きょうりょく)することを目的(もくてき)にした日です。
渡(わた)り鳥(どり)とは 季節(きせつ)によって 長(なが)い距離(きょり)を
移動(いどう)する鳥(とり)のことです。
日本(にほん)より南方(なんぽう)から 渡(わた)ってきて、夏(なつ)を日本(にほん)で
過(す)ごし 冬(ふゆ)には南(みなみ)に渡(わた)る「夏鳥(なつどり)」がいます。
ツバメは 「夏鳥(なつどり)」です。
反対(はんたい)に 日本(いほん)より北方(ほっぽう)から渡(わた)ってきて
冬(ふゆ)を過(す)ごし 冬(ふゆ)が終(お)わると北(きた)に渡(わた)る
「冬鳥(ふゆどり)」がいます。
オオハクチョウは 「冬鳥(ふゆどり)」です。
リーダーが部下をうまく育てることができるにはどうすればいいか。部下にとって、いかなる好子や嫌子が機能するかを知ることである。そうした内容について、島宗リーダー本による第228回目の引用である。
【引用はじめ】
リーダーが成功するかどうかは、部下にとって何が好子として機能するか、何が嫌子として機能するかを知り、それが文化によって影響を受けること、個人差があることを理解しながら、増やしたい行動に好子を随伴させる方法を工夫していくということにつきるのです。
(島宗理著 「部下を育てる!強いチームをつくる!リーダーのための行動分析学入門」2015年 日本実業出版社刊、p.123~p.124)
【引用おわり】
リーダーは部下それぞれに合った好子や嫌子は何かを理解することが大事である。部下の増やしたい行動や減らしたい行動に対して、適切なタイミングで随伴できるようにする。それをうまくできれば、より良い組織づくりが可能となる。
今日(きょう)は 令和(れいわ)6年5月10日 金曜日(きんようび)。
今朝(けさ)は 気温(きおん)が下(さ)がって 寒(さむ)かったです。
でも 日中(にっちゅう)は 気温(きおん)が 上(あ)がります。
24度(ど)ぐらいまで上がる 予報(よほう)です。
昨日(きのう)まで 寒(さむ)くて 気温(きおん)の 寒暖差(かんだんさ)が
激(はげ)しいです。
土日(どにち)は 28度(ど)ぐらいまで 上(あ)がるみたいです。
衣服(いふく)で 調節(ちょうせつ)しないと。
外国人の問題の行動をその文化の特性にしてしまう。結局、個人攻撃の罠に陥ったままとなる。そうなると、問題の行動を解決できない。そうした内容について、島宗リーダー本による第227回目の引用である。
【引用はじめ】
個人攻撃の罠は、文化にもあてはまります。「タイ人は時間にルーズだから遅刻してくる」と考え、遅刻を文化のせいにしている限り、時間通りに出社する行動をマネジメントすることは困難です。
これに対し、リーダーシップの公式は、企業や文化を越えてあてはまります。行動分析学という、人間行動に関する普遍的な原則を見つけることが目的の科学にもとづいた理論だからです。
どのように褒められれば嬉しいかは文化や個人によって異なるとしても、仕事がうまくいっているのを他の人に承認されること自体はほとんどすべての人にとって好子として機能しますし、行動をすることでそのような好子が出現すればその行動は増えていくことも、文化を越えてあてはまります。
(島宗理著 「部下を育てる!強いチームをつくる!リーダーのための行動分析学入門」2015年 日本実業出版社刊、p.123)
【引用おわり】
問題の行動を文化や社風のせいにしても何の解決にもつながらない。 問題を焦点化して、行動の原理を応用することである。行動した直後の環境がどうなっているかをよく観察して、その直後の環境を変えてみるのである。要するに、随伴性を変えるのである。問題が減り、より良い行動が増えていくようにするのだ。
今日(きょう)は 令和(れいわ)6年5月9日 木曜日(もくようび)。
今日(きょう)は 「アイスクリームの日」です。
1964年(昭和しょうわ39年)5月9日は アイスクリームの始(はじ)まる
連休(れんきゅう)明(あ)けの時期(じき)ということで 「アイスクリームの日」が
決(き)められました。
日本初(にほんはつ)の アイスクリームは 1869年(明治めいじ2年)に
町田房蔵(まちだふさぞう)が 横浜(よこはま)で 製造(せいぞう)・販売(はんばい)
したのが 始(はじ)まりです。
値段(ねだん)は2分(ぶ) 現在(げんざい)のお金(かね)で 8千円(せんえん)も
しました。
こんなに高(たか)くて 買(か)う人(ひと)がいたのかなあ。
珍(めずら)しいから 食(た)べてみようとした人(ひと)は いたでしょうね。
問題があると、文化のせいにしても解決にはいたらない。結局は、「個人攻撃の罠」に陥っているに過ぎない。文化のせいにしないで、随伴性を変えるようにしなければならない。そうした内容について、島宗リーダー本による第226回目の引用である。
【引用はじめ】
文化や社風の違いは、何が好子や嫌子として機能するか、どのような「型」の行動が強化されているかにあらわれます。こうした違いを無視したり、軽視すると、マネジメントが失敗する可能性が高まります。
グローバリゼーションで重要になるのはローカリゼーションであると認識されていますが、タイやインドネシア、中国など、東南アジア諸国に進出した日本企業が、当初、本国でのやり方を押し通そうとして、現地の社員から反感を買ったり、サボタージュをうけたりしたことがありました。
文化が行動に及ぼす影響は、その文化の中にいるうちは気づきにくいものです。そして、問題が起こったときに、それを文化のせいにしているうちは解決策に辿り着かないものです。個人攻撃の罠は、文化にもあてはまります。「タイ人は時間にルーズだから遅刻してくる」と考え、遅刻を文化のせいにしている限り、時間通りに出社する行動をマネジメントすることは困難です。
(島宗理著 「部下を育てる!強いチームをつくる!リーダーのための行動分析学入門」2015年 日本実業出版社刊、p.123)
【引用おわり】
文化や社風などで一括りしても、行動の問題を変えることは難しい。今ある行動に着目して、どのような好子や嫌子を機能させれば、問題の行動を変化させることができるかを工夫すべきである。
今日(きょう)は 令和(れいわ)6年5月8日 水曜日(すいようび)。
南陽市(なんようし)の 山火事(やまかじ)は 8日(ようか)で 発生(はっせい)から
5日目(いつかめ)になりました。
5日間(いつかかん)も 燃(も)え続(つづ)けたことになります。
ようやく 燃(も)え広(ひろ)がらないところまで こぎつけています。
137ヘクタールと 広大(こうだい)な面積(めんせき)が燃(も)えてしまいました。
150世帯(せたい)に 避難指示(ひなんしじ)が出(だ)されていたのが ようやく
解除(かいじょ)されました。
いったん 山火事(やまかじ)が発生(はっせい)すると なかなか消火(しょうか)するのが
難(むずか)しいことがわかります。
原因(げんいん)は 何(なん)だったんでしょうか。
北米と日本のコミュニケーションのあり方は明らかに異なる。行動の違い、文化の違いとなって表れる。そうした内容について、島宗リーダー本による第225回目の引用である。
【引用はじめ】
行動は随伴性によって変わりますが、文化も随伴性です。
たとえば、北米では人前で褒められることは好子と機能することが多いようですが、日本では恥ずかしく感じ、逆に嫌子として機能してしまうことがあるかもしれません。
初対面の人でもビジネスの案件について早々に切り出すことが北米では強化されますが、日本ではその前に人間関係をつくるコミュニケーションをすることが強化されることが多いようです。
(島宗理著 「部下を育てる!強いチームをつくる!リーダーのための行動分析学入門」2015年 日本実業出版社刊、p.122~p.123)
【引用おわり】
北米で良しとされる行動が、日本では必ずしも良しとはされない場合がある。こうしたことが文化の違いとなる。北米では人前で褒められると誇りとなる。日本ではそれが恥ずかしいこととされたりする。
今日(きょう)は 令和(れいわ)6年5月7日 火曜日(かようび)。
ゴールデンウイークも終(お)わり 今日(きょう)から普通(ふつう)の日課(にっか)に
もどります。
みんな 自分(じぶん)の仕事(しごと)に 精出(せいだ)しましょう。
南陽市(なんようし)で 山火事(やまかじ)が 4日(よっか)に発生(はっせい)しました。
今(いま)も 燃(も)え続(つづ)けています。
近(ちか)くの人(ひと)たちには 避難指示(ひなんしじ)も でています。
全部(ぜんぶ) 消(き)えるまで あと数日(すうじつ)かかるそうです。
自衛隊(じえいたい) 消防(しょうぼう)が 消火(しょうか)活動(かつどう)を
行(おこな)っています。
難しい課題に対して、先生たちは指導効果をあげるために、標的行動の頻度を測定し、グラフ化する。グラフが右肩上がりになれば、その指導は良好だということが分かる。そうした内容について、島宗リーダー本による第224回目の引用である。
【引用はじめ】
先行事象(A)グラフが平坦になったら→標的行動(B)教材や指導法を改善する→後続事象(C)グラフが右上がりになる(↑)
先生たちの指導行動が、測定と見える化という虫眼鏡によって拡大されたグラフによって強化されるようになります。
私はこれを虫眼鏡効果と呼んでいます。
人為的な好子を使う前に、まずはその仕事や職場に元々存在している好子を中継し、有効化する方法を探しましょう。
(島宗理著 「部下を育てる!強いチームをつくる!リーダーのための行動分析学入門」2015年 日本実業出版社刊、p.121~p.122)
【引用おわり】
指導のよしあしが見えるようにするのが大事だ。それには、標的行動の頻度や量を測定するのである。それを折れ線グラフで表す。どの程度、指導がうまくいっているかをグラフで明らかにするのである。右上がりであれば指導がうまくいっていることがわかる。平坦だったり、右下がりだったりすれば指導に問題があることがわかる。
今日(きょう)は 令和(れいわ)6年5月6日 月曜日(げつようび)。
今日(きょう)で ゴールデンウイークも 最終日(さいしゅうび)です。
5月3日から 今日(きょう)まで 4連休(れんきゅう)も 終(お)わりです。
4月27日から29日までの 3連休(れんきゅう)もありました。
連続(れんぞく)して 休(やす)みが 続(つづ)きました。
それにしても あっという間(ま)でした。
どんな楽(たの)しいことがありましたか。
どこかに 出(で)かけたかな。
ゆっくり家(うち)で 過(す)ごしたという人(ひと)もいたでしょうね。
明日(あした)からは 元気(げんき)に 仕事(しごと)にはげみましょう。
重度の障がいある生徒の指導で、標的目標の達成状況を折れ線グラフで表す。うまくいっているかどうかが一目瞭然で分かるやり方である。右肩上がりになっていることで、指導がうまくいっていることが明らかである。そうした内容について、島宗リーダー本による第223回目の引用である。
【引用はじめ】
授業でカード選び練習を10回から15回行い、正解した割合を折れ線グラフにしていきます。
先生にとっては、グラフを更新するたびに折れ線が右上がりになるのを見ることが好子になり、指導を進める行動が強化されます。
生徒の学習が進まなくなり、グラフが平坦になると、それが教材や指導法を見直すきっかけとなります。先行事象(A)です。そして、教材や指導法を見直して(B)、グラフがまた右上がりになれば(C)、今度はそうした改善のための行動が強化されます。
こうして、先生たちの指導行動が、測定と見える化という虫眼鏡で拡大された生徒の学びによって強化されるようになるのです。
(島宗理著 「部下を育てる!強いチームをつくる!リーダーのための行動分析学入門」2015年 日本実業出版社刊、p.121)
【引用おわり】
先生が生徒の指導のよしあしを把握するためには、グラフ化が有効である。それによって、生徒の学びが向上するので、先生にとっても励みになりより良い指導の工夫をますます模索することが期待できる。
今日(きょう)は 令和(れいわ)6年5月5日 日曜日(にちようび)。
今日(きょう)は 「こどもの日」です。
こどもを大事(だいじ)にし こどもの幸福(こうふく)をはかるための 「国民(こくみん)
の祝日(しゅくじつ)」です。
「端午(たんご)の節句(せっく)」でもあります。
こいのぼりをあげて 男(おとこ)の子(こ)の 健康(けんこう)を願(ねがう)う日
でもあります。
今年(ことし)は 天気(てんき)にも めぐまれました。
楽(たの)しい一日(いちにち)を 過(す)ごすことができたのではないですか。
重複障がいのある中学生に英語の数字を聞いて数字の書かれたカードを正しく選べる指導する。本人の実情にあった標的目標を設定した指導である。そうした内容について、島宗リーダー本による第222回目の引用である。
【引用はじめ】
肢体不自由と知的障がいを重複している中学生に英語を教えるのはたいへんな仕事ですが、不可能ではありません。たとえば、指導目標を「先生が英語で発音した数字が書いてあるカードを指さす」というように焦点化します。英語を聞いて対応する文字を選ぶ課題です。
1から10までの数字を1つずつ書いたカードを作り、シャッフルして2枚選び、生徒の前に並べます。片方の数字を英語で言ってから( 例: "Three" ) 、指さしを促します。
生徒が正解のカードを指さしたら褒め、間違えたら「Threeはこれだよ」と言いながら、正しいカードを指さして見せ、もう一度同じ問題を出題します。
カードの組み合わせを変えても3回連続して正解したら、並べるカードの数を1枚増やします。
授業でこの練習を10回から15回行い、正解した割合を折れ線グラフにしていきます。
(島宗理著 「部下を育てる!強いチームをつくる!リーダーのための行動分析学入門」2015年 日本実業出版社刊、p.120~p.121)
【引用おわり】
肢体不自由と知的障がいを重複している重度障がいのある中学生に英語を教えることは困難だとするのは簡単である。課題分析によって、標的目標さえ本人の実情にあったものであれば、英語指導も可能である。その目標を達成するために適切な好子を用い、強化するのである。指導の効果を明らかにするために正答率をグラフに表すなどするのである。
今日(きょう)は 令和(れいわ)6年5月4日 土曜日(どようび)。
今日(きょう)は 「みどりの日」です。
自然(しぜん)に 親(した)しむ日として もうけられました。
とってもいい天気(てんき)に 恵(めぐ)まれる日となっています。
どんなことをして 過(す)ごそうかなあ。
知的障がいのある肢体不自由生徒に英語を指導する。困難な課題ではあるが、標的目標を行動化し、焦点化して、成果を見える化することで指導効果を上げることができる。そうした内容について、島宗リーダー本による第221回目の引用である。
【引用はじめ】
肢体不自由と知的障がいを重複している中学生に英語を教えるのはたいへんな仕事ですが、不可能ではありません。
"文法の理解" とか "語彙の充実" といった抽象的な教育目標はそのままだと、日々の指導の効果が不明瞭になります。そこで、授業中に増やしたい標的行動として教育目標を行動化、焦点化し、記録をとり成果を見える化する方法を先生に助言します。
たとえば、指導目標を「先生が英語で発音した数字が書いてあるカードを指さす」というように焦点化します。英語を聞いて対応する文字を選ぶ課題です。
(島宗理著 「部下を育てる!強いチームをつくる!リーダーのための行動分析学入門」2015年 日本実業出版社刊、p.120)
【引用おわり】
重度の障がいのある生徒にも英語学習は可能である。もちろん、その生徒のレベルにあった興味関心のある内容を把握しなければならない。それに基づいて標的目標を行動化・焦点化して、目標が達成できればその直後に好子を随伴して、適切な行動を促すようにするのだ。適切な行動を繰り返すことができるようになったら、目標を徐々に高めるようにするのである。
今日(きょう)は 令和(れいわ)6年5月3日 金曜日(きんようび)。
今日(きょう)から 4連休(れんきゅう)。
野草園(やそうえん)で 今日(きょう)から3日間(みっかかん) のぞみの家(いえ)の
バザーもやっています。
いい天気(てんき)が続(つづ)きそうです。
緑(みどり)に囲(かこ)まれた 野草園(やそうえん)を 散歩(さんぽ)するのもいいよ。
今日(きょう)は 「憲法記念日(けんぽうきねんび)」
1947年(昭和しょうわ22年)5月3日に 「日本国憲法(にほんこくけんぽう)」
が施行(しこう)されました。
のぞみの家の職場でも、利用者の作業効率を高める支援に苦労している。作業効率が目に見えて高まる適切な好子があればよいのだが。そうした内容について、島宗リーダー本による第220回目の引用である。
【引用はじめ】
学校のコンサルテーションをしていると、先生たちがとても厳しい労働環境にいることがわかります。
ほとんどの先生にとって、子どもの学びは好子なのです。ところが、子どもの学びはまさに塵も積もれば山となる型で、日々の指導行動を強化するには非力です。
そこで、先生たちが工夫をすると指導の効果が比較的早くあらわれるところを探し、指導の効果を見える化するために子どもの学習を測定し、グラフにする方法を教えます。
(島宗理著 「部下を育てる!強いチームをつくる!リーダーのための行動分析学入門」2015年 日本実業出版社刊、p.120)
【引用おわり】
利用者の作業効率を高めるには、現状を把握して、それよりワンステップ高い標的目標を明確にして、本人がその標的目標が達成したら適切な好子を随伴するのである。そして、標的目標を徐々を高めていくのである。そうした、支援の効果を見える化するにはグラフ化するのがいい。支援者にとっての動機づけにもなる。
今日(きょう)は 令和(れいわ)6年5月2日 木曜日(もくようび)。
今日(きょう)は 「コツコツが勝(か)つコツの日」です。
5月2日の日付(ひづけ) 「コ(5)ツ(2)」と読(よ)むごろ合(あ)わせから
決(き)められました。
「日本財託(にせんざいたく)」という会社(かいしゃ)のスローガン
「コツコツが勝(か)つ」を 大事(だいじ)にするところから制定(せいてい)したものです。
「愚直(ぐちょく)に謙虚(けんきょ)に働(はたら)き 感謝(かんしゃ)の心(こころ)を
忘(わす)れない」ことを モットーにしています。
一生懸命(いっしょうけんめい)に働(はたら)いて ありがとうの気(き)もちを 持(も)ち
続(つづ)けようというのです。
私(わたし)たちのモットーは 「けんこう げんき のぞみの家(いえ)」でしたね。
のぞみの家における職員にとって、担当している利用者の成長は好子となる。しかし、その好子は目に見えて分かるものでない。塵も積もれば山となる型のものであって、少しずつの積みかさむでいつの間にかできるようになったことの結果で、はじめて成長したとわかる。そうした内容について、島宗リーダー本による第219回目の引用である。
【引用はじめ】
職場には元々、その仕事に関わる好子が存在しています。
製造業なら顧客の生活や仕事を助ける製品を作り、届け、顧客が喜ぶことが好子になるでしょうし、サービス業なら顧客の困りごとを解決したり、顧客の暮らしがより楽しく充実することが好子になるでしょう。教育に携わる仕事なら、児童や生徒が新しい学習をすることが好子になるでしょう。
ただし、職場に元々あるこうした好子のほとんどが塵も積もれば山となる型もしくは天災は忘れた頃にやってくる型の随伴性でしかないため、頭ではわかっていても日々の行動を動機づけるには非力です。
しかし、こうした好子を測定し、焦点化した標的行動と関連づけて見える化すれば、とてつもない武器になります。
このためには、中継的好子を用います。
(島宗理著 「部下を育てる!強いチームをつくる!リーダーのための行動分析学入門」2015年 日本実業出版社刊、p.119~p.120)
【引用おわり】
のぞみの家の職場にある元々の好子は、非力である。利用者の作業が出来栄えよく効率的にできるまでには、かなりの時間を要する。そこまで、できるようにするために中継的な好子を設定して、標的行動まで到達する支援に努めることになる。
今日(きょう)は 令和(れいわ)6年5月1日 水曜日(すいようび)。
今日(きょう)は 「令和(れいわ)」改元(かいげん)の日です。
新(あたら)しい 元号(げんごう)「令和(れいわ)」が 始(はじ)まった日です。
令和(れいわ)も 6年になります。
令和(れいわ)の前(まえ)は 平成(へいせい)。
平成(へいせい)は 31年まで続(つづ)きました。
平成(へいせい)の前(まえ)は 昭和(しょうわ)。
昭和(しょうわ)は 64年まで続(つづ)きました。
好子にはいくつかの種類がある。物的好子、情報的好子、社会的好子、活動的好子、権利的好子などだ。笑顔や賞賛などの社会的好子をうまく使うと、行動を強化するのに大いに役立つ。そうした内容について、島宗リーダー本による第218回目の引用である。
【引用はじめ】
社会的好子はときに運用が難しい好子です。上司としてのあなたの笑顔や声がけが、部下の行動にどのように作用するか、慎重に見極めましょう。
日頃から部下の方からあなたに笑顔で近づいてきて話しかけることが頻繁にあるようなら、おそらくあなたからの笑顔や声かけも、その部下にとって好子になっている可能性が高いです。
職場で使える好子がなかなか見つからないときには、好子を作ることから始めましょう。
お互いにお互いの仕事やいいところを見つけて褒め、褒められたらありがとうと感謝する。そうすることを上司であるあなたが褒めれば、褒められるということが社会的好子として機能するようになるかもしれません。
(島宗理著 「部下を育てる!強いチームをつくる!リーダーのための行動分析学入門」2015年 日本実業出版社刊、p.119)
【引用おわり】
社会的好子による行動の強化は、相手が好むもので、そのタイミングが大事である。いい仕事をしていると思ったら、タイミングよく「いいねえ」などの賞賛に努めるのである。それを繰り返すことによって、その仕事の頻度が高まれば好子としての機能が果たされていると言える。