部下がミスしたら、すかさず叱るにしても、それは冷静でなければならない。感情的な叱り方では、相手にしこりを残す。そうした内容について、島宗リーダー本による第386回目の引用である。
【引用はじめ】
ミスをしたことを伝えるときにはできるだけ感情的にならず、冷静に話をします。これは情動の公式による副作用を減らすためです。他の部下からは見えないところですることも肝心です。
この方法を用いれば、部下は "叱られた" と感じるかもしれませんが、同時に "しっかり指導してもらえている" とも感じるはずです。
次の機会に望ましい行動を実行でき、強化されるという体験が繰り返されれば、前駆的フィードバックそのものが好子化されます。
(島宗理著 「部下を育てる!強いチームをつくる!リーダーのための行動分析学入門」2015年 日本実業出版社刊、p.198)
【引用おわり】
部下のミスや失敗で追い詰めるようなことがあってはならない。ミスなどはいつでもどこでも起こりうることである。だから、ミスをできるだけ少なくするための方策として、手本を示すなどの「前駆的フィードバック」を駆使するのだ。上司も部下に対しては、ミスなどに対して冷静な対応が必要なのである。
0 件のコメント:
コメントを投稿