部下のミスや失敗に対して、叱責するだけだったら、不安にさせるばかりである。自主性を育てることにはつながらない。そうならない方策が必要である。前駆的フィードバックを活用しよう。そうした内容について、島宗リーダー本による第387回目の引用である。
【引用はじめ】
最近の若者がもっと叱られたいと感じているとしても、それはもっと指導されたいという気持ちのあらわれです。
部下を不安にさせる叱責や脅しは不必要ですし、百害あって一利なしです。自主性を育て、イノベーションを生むことにもマイナスに作用します。
どうしても叱ってしまう人は、前駆的フィードバック(間違いを指摘し、その場での望ましい行動を示し、必要なら練習してもらい、うまく実行できたら褒め、次に実行する機会を設定する方法)の練習してみましょう。
(島宗理著 「部下を育てる!強いチームをつくる!リーダーのための行動分析学入門」2015年 日本実業出版社刊、p.198)
【引用おわり】
部下を叱ったらうまくいくことはほとんどない。不安などの情動反応を起こしがちである。何が失敗かを冷静にかつ明確に指摘して、望ましい行動はこうだと示すのである。うまくやったら褒めるのだ。前駆的フィードバックを使って、部下の行動変容ができるようにすることである。
0 件のコメント:
コメントを投稿