嫌子を使って行動を弱化したら、副作用が起こる。情動反応が起きたりするのである。気を付けなければならない。そうした内容について、島宗リーダー本による第382回目の引用である。
【引用はじめ】
嫌子を使った弱化には副作用があります。嫌子を使った弱化の体験が続き、積み重なれば、抑うつ的になり、眠れなくなり、食欲も減退し、体調を崩し、精神疾患のリスクが高まります。
これが嫌子による情動の公式です。
(島宗理著 「部下を育てる!強いチームをつくる!リーダーのための行動分析学入門」2015年 日本実業出版社刊、p.196~p.197)
【引用おわり】
嫌子による弱化には、さまざまな問題が生ずる。安易に嫌子を用いないほうがいい。危険な緊急性のある場合などのやむを得ないときには、用いざるを得ない。そんな時でも、多用しないようにしなければならない。
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