2024年10月4日金曜日

島宗リーダー本371「企業診断ツール」

 企業に関して、DCOM(ディーコム)診断ツールを活用して、その業績を明らかにする。そうした内容について、島宗リーダー本による第371回目の引用である。

【引用はじめ】

 売上や利益などの各種経営指標、顧客満足度や従業員満足度、安全管理などの記録(事故件数など)と、企業のマネジメントを評価する数多くの項目をつきあわせると、高業績企業とその他の企業を分ける分水嶺のような項目が見つかります。それを類型化したのが4つの評価点です。DCOM(ディーコム)診断ツールと言います。



(島宗理著 「部下を育てる!強いチームをつくる!リーダーのための行動分析学入門」2015年 日本実業出版社刊、p.188)

【引用おわり】

 DCOM診断ツールは、4つの大項目がある。一番目のDirection (方向性) は、経営目標などが社員によって共有されているかを明らかにするものである。二番目のCompetence (コンピテンス) は、社員の能力を明らかにするものである。三番目のOpportunity (機会) は、権限や予算などの配分が適正かを明らかにするものである。四番目のMotivation (動機づけ) は、社員が適正に承認されているかを明らかにするものである。  

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