パフォーマンス・マネジメントが取り扱う行動のほとんどが、オペラント行動とよばれるものである。私たちの行動と環境との相互関係によって生ずるものだ。仕事にかかわる行動や家庭生活などのことである。そうした内容について、「パフォーマンス・マネジメント」による第69回目の引用である。
【引用はじめ】
パフォーマンス・マネジメントを使って解決する行動は、たとえば、ワープロで余白を指示通りに設定する、書類を処理する、マスクをつけるなど、みなオペラントと呼ばれる種類の行動である。パフォーマンス・マネジメントの対象となるのは十中八九、オペラントだと言ってよい。オペラントとは生物が環境に働きかけ、環境が生物に働きかける、いわば生物と環境にあたる行動だと考えられる。
(島宗理著 「パフォーマンス・マネジメント―問題解決のための行動分析学」 1999年 開成出版刊、p.41)
【引用おわり】
行動と環境との関係でオペラント行動は、変化する。オペラント行動がより良い変化を導くようにするのが、パフォーマンス・マネジメントである。
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