上司を目の前にすると、委縮してしまう。そうしたことが起きるのはなぜか。今までの経験がそうしている。たまたま大きなミスがあって、それで怒られた。それが原因である。そうした内容について、「パフォーマンス・マネジメント」による第75回目の引用である。
【引用はじめ】
最初は何の恐れも感じなかった上司に、ある日、会議の寸前に用意した資料に間違いが見つかって、こっぴどく怒られた。それ以来、その上司の前では、どうも委縮してしまい、うまく話せない、目を合わせられない。これは職場における不幸なレスポンデントの例である。(島宗理著 「パフォーマンス・マネジメント―問題解決のための行動分析学」 1999年 開成出版刊、p.42)
【引用おわり】
上司に出会っただけで、恐怖反応が起きる。ドキドキして、目を避けてしまう。また、怒られるのではないか。また、失敗するのではないか。こうしたレスポンデント反応が起きるのである。
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