私たちは物事がうまくいったりしたら、高揚感をおぼえる。よくやったとうれしさがこみあげてくる。これも心拍数や血圧が上昇するレスポンデント反応である。そうした内容について、「パフォーマンス・マネジメント」による第76回目の引用である。
【引用はじめ】
レスポンデントには嫌悪的な反応ばかりではない。大きな契約が結べたときの達成感や連休の事を考えるときの興奮も、中性子が反射子化したためのレスポンデントである。なにかつけ暖かい言葉をかけてくれ、いつも微笑んでいる上司なら、その名前を思い浮かべただけで、なんとなくホッとした気持ちになるかもしれない。右記は、AB分析による部下から慕われる上司の例である。
(島宗理著 「パフォーマンス・マネジメント―問題解決のための行動分析学」 1999年 開成出版刊、p.42)
【引用おわり】
サッカー選手が見事なゴールを決めた。「やったー」と飛び跳ねて喜ぶ。こうした興奮状態はレスポンデント反応である。ポジティブなものについても、レスポンデント反応はみられる。
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