新しい行動を身につけるためには、シェイピングという技法を用いるのがいい。靴ひもを結べるようにするために、段階的に指導するなどである。そうした内容について、「パフォーマンス・マネジメント」による第89回目の引用である。
【引用はじめ】
シェイピングは、言葉では説明しにくい行動を教えたり、言葉が理解できない相手に新しい行動を教えるのに使われる。障害児教育には欠かせない技法で、発話や靴ひもを結ぶことや歯ブラシで歯を磨くことなど、様々な行動を新しくレパートリーに組み入れるのに使われている。
(島宗理著 「パフォーマンス・マネジメント―問題解決のための行動分析学」 1999年 開成出版刊、p.48)
【引用おわり】
障害児の身辺自立を身につけるようにするのに、シェイピングは役に立つ。排泄指導、着衣指導、買い物指導、食事指導、入浴指導などである。
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