チェックリストの第一段階では、大まかな業務の流れを明らかにする。次の第二段階では、しぼった作業をさらに細分化するのである。そのことに関する、石田本による第28回目の引用である。
【引用はじめ】
チェックリストの第一段階では、大まかな業務の流れを書き出した。次は第二段階の業務について分解するのである。それが「パフォーマンスマップ」と呼ぶものである。
第二段階たとえばレストランのホール係が、「メニューと水を運ぶ」ことについて、この作業を分解するのである。次のようになる。
- 入店したお客に声をかける
- 人数分のメニューと水を用意する
- 「いらっしゃいませ」と言ってそれらを配る
- 「ご注文がお決まりになったらお呼びください」、と言って去る。
大まかなところからだんだんと細かい部分へ入っていく。
(石田淳著「短期間で組織が変わる行動科学マネジメント」p.71~p.72 2007年 ダイヤモンド社刊)
【引用おわり】
業務を成し遂げられるようにするために、どんな作業があって、どうすればいいか分かるようにするのである。チェックリストを提示して、初心者でもその作業ができるようにするのだ。
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