社員に対して、叱咤激励して売上を伸ばすことができれば楽なものである。社員は何をしたらいいのか分からず、リーダーから怒られないために、試行錯誤するしかない。そうならないために、どうすればいいか。そのことに関する、石田本による第37回目の引用である。
【引用はじめ】
社員の尻をいくら叩いても望む成果は得られない。大切なことは「やる気を出せ」とか「モチベーションを上げろ」と叱咤するのでなく、結果に直結する行動をリーダーが見つけることなのだ。映画館の事例では、「チケットと一緒にポップコーンを売る」という売上に直結した行動を見つけた。このような作業こそがリーダーの大切な仕事である。
行動に焦点を当てるマネジメントでは、「結果に直結する行動」をいかに見つけるかが最も重要なキーとなる。
(石田淳著「短期間で組織が変わる行動科学マネジメント」p.82 2007年 ダイヤモンド社刊)
【引用おわり】
社員たちにとって、いい結果を出せるようにするにはどうするか。それがリーダーの役目でもある。リーダーは、売上が伸びる行動は何か社員たちと考えるのである。そこで重要なことは、「売上が伸びる結果に直結する行動」を見いだすことである。「いい結果に直結する行動」を社員を巻き込んで、明らかにすることである。
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