2025年7月18日金曜日

組織が変わる(40) 「リーダーシップのあり方」

 リーダーは、部下に対してどのようなことをすればよいか。仕事を任せてうまくいかなかったらどうすればいいか。まずはどうすれば仕事がうまくいくか、部下に分かるように支援するのだ。それも自発的に継続できるようにするのである。そのことに関する、石田本による第40回目の引用である。

【引用はじめ】

 リーダーは、組織に所属する人たちの行動を分析し、その中から結果に直結している行動を見つけることだ。リーダーが必要な行動を加え、不要な行動を取り除くことによって、求める結果は必ず得られる。

 「何をしたらいい」までは分かっても、今度はそれを「継続できない」人がいる。行動を細かく分解し、チェックシートを作って部下に渡した。それを見たら誰でも自発的に行動を始めるのか、継続できるのか。コストをかけずに継続させる効果抜群の方法がある。

 部下の行動を改善し、望ましい行動を継続させること。それがリーダーシップの正しいあり方である。

(石田淳著「短期間で組織が変わる行動科学マネジメント」p.83   2007年 ダイヤモンド社刊)

【引用おわり】

 部下が初めての仕事にも、積極的に取り組めるようにすることが大事だ。やるべき仕事が明確で、できたかできなかったかがチェックシートなどによって、確かめることができるようにしておけばいい。そうすれば、部下はやるべき行動を自発的に取り組むようになる。 

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