リインフォース(強化)因子には、消極的なものと積極的なものがある。どちらも行動頻度を増やすことができる。怒られないように行動するといった消極的なものより、自ら楽しいから行動するといった積極的なものの方が行動頻度は上がる。そのことに関する、石田本による第60回目の引用である。
【引用はじめ】
積極的なリインフォース(強化)因子も、消極的なリインフォース(強化)因子も、どうちらのリインフォース(強化)因子も行動を増やすちからを持っている。それならどちらを使ってもよさそうに思えるだろうが、それは違う。多くの企業は、ここを勘違いしている。ほとんどの場合、企業のパフォーマンスを左右しているのは消極的なリインフォース(強化)因子である。
(石田淳著「短期間で組織が変わる行動科学マネジメント」 p.104 2007年 ダイヤモンド社刊)
【引用おわり】
自らしたいから行動すると、強制されたからしなければならない行動と比べたら、行動頻度の差は大きくなる。
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