行動を増やすのはリインフォース(強化)因子を用いることである。積極的なリインフォース(強化)因子と消極的なリインフォース(強化)因子の二つのパターンがある。そのことに関する、石田本による第62回目の引用である。
【引用はじめ】
積極的なリインフォース(強化)因子とは、昇進や昇給、ちょっとしたプレゼント、褒め言葉などだ。これに対して、消極的なリインフォース(強化)因子とはリスクからの「解放感」「救い」を伴うものである。上司に怒られないようにする、失敗をしないようにするなどである。二つのパターンのいずれを使っても行動を増やすことができる。
(石田淳著「短期間で組織が変わる行動科学マネジメント」 p.105 2007年 ダイヤモンド社刊)
【引用おわり】
行動頻度を増やすには、行動の直後にリインフォース(強化)因子を出現できるようにすればいい。また、失敗などしないように努めるのがいい。
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