2025年8月14日木曜日

組織が変わる(66) 「動機づけ条件を整える」

 仕事に対して意欲的に取り組むことができない社員には、どうすればいいか。意欲的に取り組むための環境整備である。動機づけが重要となる。スモールステップによる小さな目標をたくさん設定して、リインフォース(強化)の機会を増やすようにするのである。そのことに関する、石田本による第66回目の引用である。

【引用はじめ】

 できない社員は訓練によって変えることもできるが、やろうとしない社員に対しては動機づけ条件が必要となる。「仕事をしたい」と思える環境を整えることが上司の仕事である。積極的なリインフォースは、こういった動機づけ条件を整えるためにも最も効果的だ。

(石田淳著「短期間で組織が変わる行動科学マネジメント」p.106   2007年 ダイヤモンド社刊)

【引用おわり】

 仕事に意欲ある行動を示し、自発的に前向きにやれるようにすることが大事だ。そのためには、リインフォース(強化)を適切に活用することである。それが動機づけということになる。適切な行動をしたら、即座にリインフォース(強化)するのである。  

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