2025年8月11日月曜日

組織が変わる(63) 「行動を減らすやり方」

 行動の頻度を減らすには二つの方法がある。「罰(P+) 」と「ペナルティ(P-)」与えることである。そのことに関する、石田本による第63回目の引用である。

【引用はじめ】

 行動を減らすためには何をすればいいか。一つが「罰(P+) 」を与える、もう一つが「ペナルティ(P-) 」を与えることだ。罰とは本人が不快を得るもので、降格や減給が考えられる。ペナルティは本人にとって快であるものを失うことで、昇進が取り消しになるといってケースである。

(石田淳著「短期間で組織が変わる行動科学マネジメント」 p.105   2007年 ダイヤモンド社刊)

【引用おわり】

 行動の頻度を減らすために、「罰(P+) 」を使う。不快感を与えるものである。不適切な行動に対して、減給などを与えることである。また、「ペナルティ(P-) 」は、失敗があったりすると、予定されていた昇進が取り消さたりすることである。快といった喜びが一挙に失われることだ。 

0 件のコメント:

コメントを投稿