行動の直後の結果が次の行動を決めるというのが、行動の原理だ。次の行動を繰り返すのか、繰り返さないのか、行動そのものが消去されるのかという変化である。そのことに関する、石田本による第102回目の引用である。
【引用はじめ】
行動の結果が次の行動を決める。人は、ある行動をした後の結果次第で、その行動を繰り返すかどうか無意識のうちに決めている。したがって、いかにその「結果」を作ってやるかが大切なのだ。
大きなゴールへ至る途中にこうしたサブゴールがいくつもあると、達成感を経験してその行動を繰り返すようになる。
それだけでは達成感を与えるのが難しいと思われたら、サブゴールを越えるたびに何かちょっとしたもの、たとえばポイントなどを与える。ほうびとして本人が喜ぶものをプレゼントすればいい。
(石田淳著「短期間で組織が変わる行動科学マネジメント」p.128 2007年 ダイヤモンド社刊)
【引用おわり】
行動を変えようとするならば、結果がどうなるかによるのだ。サブゴールを設定して、それがうまくいったら達成感が得られることになる。さらに次のよりレベルアップしたサブゴールに挑戦し、うまくいったらさらにレベルアップしたサブゴールに挑む。そうしたことの繰り返しで最終ゴールに到達できるようにする。結果が全てというのが行動の原理である。
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