人の行動を変えるには、本人にとって意味のある「好子」や「嫌子」を見つけることが鍵です。自然の流れに任せず、意図的に環境を整えることで、支援の効果が高まります。
【引用はじめ】
自然の随伴性では適切な効果的にサポートできない環境を、意図的に変えるのがパフォーマンス・マネジメントである。このパフォーマンス・マネジメントにおいて、その鉄則の2番目は次のとおりである。
鉄則② 「効果的な好子や嫌子を探せ」
パフォーマンス・マネジメントは、自然には得られない新たな随伴性を導入する。だから、そこで使われる好子や嫌子は本人にとって真に効果的なものでなければならない。さもなければ、もともと存在する自然の随伴性に負けてしまう。
何が本人にとって効果的な好子か。それは本人の意見も入れながら決めるのが望ましい。だが多くの会社では、マネジメント側と本人の視点とがずれていて、好子や嫌子が機能していない。ある意味では、効果的な好子が見つかりさえすれば、マネジメントは成功したようなものである。
(舞田竜宣・杉山尚子「行動分析学マネジメント 人と組織を変える方法論」日本経済新聞出版刊 2008.12.16, p.140)
【引用おわり】
マネジメントの成功は、本人が心から反応する好子を見つけられるかにかかっています。現場の声を聞き、共に探す姿勢こそが、行動変容の第一歩です。
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