2026年7月28日火曜日

正しい行動を早く育てる― シェイピングで成長を加速する

  仕事で成果を出すには、正しい行動を早く身につけることが欠かせません。経験が少なくても成長を加速させる方法として「シェイピング」があります。行動の形を少しずつ整え、迷いを減らしながら確実に前へ進むための考え方です。

【引用はじめ】

 営業の目標は、製品を売ることだ。しかし、「売れる人」になるためには、通常、長い年月がかかる。それを大幅に短縮し、経験の少ない人でも早く「売れる人」になれるための工夫の一つが、シェイピングだ。

 シェイピングとは、形を作るという意味だ。これまで身についていない行動の形を作る上げるのがシェイピングと呼ばれる方法である。仕事というのは、最終的な目標に向かって膨大な努力と試行錯誤を繰り返す。もちろん、努力は重要であり、試行錯誤は貴重な学習経験となる。しかし、見当はずれな努力は報われない。報われなければ、努力するという行動そのものが弱化され「モチベーションやモラールが下がった」状態になる。また試行錯誤も程度問題であり、いつまでも錯誤していては時間がかかって仕方がない。昔のように時代の流れがゆっくりであればともかく、スピードが要求される現代に、のんびりとした成長は許されないだろう。

(舞田竜宣・杉山尚子「行動分析学マネジメント 人と組織を変える方法論」日本経済新聞出版刊 2008.12.16, p.152~p.153)

【引用おわり】

 努力しても報われないやり方では、やる気が弱まり成長が遅くなります。シェイピングは、正しい行動を段階的に育て、無駄な試行錯誤を減らす方法です。職員一人ひとりが早く力を発揮できるよう、日々の支援や業務にも活かしていきたいものです。




0 件のコメント:

コメントを投稿