新しい仕事に挑戦するとき、「やらなければ」と思っても動けないことがあります。そんなときに役立つのがシェイピング。少しずつ行動の形を作り、できることを増やしていく方法です。成長の第一歩を支える考え方です。
【引用はじめ】
強化の原理とは、すでに存在する行動に対し、好子を随伴させることにより、その行動を増やしていくというものであった。しかし、仕事に関わる行動に限らず、やらなければならないと頭ではわかっていても、今現在はまったくできていない行動というものもある。新入社員にとっては、仕事は初めてのことの連続で、話には聞いていたとしても、実際は生まれて初めてやることになる行動だってある。そのような、今まで一度もしたことのない、あるいはやってみてもできなかった行動はどうやって身につけたらよいのだろうか?少しはできるのであれば、それを上手に強化して増やすことはできる。しかし、強化は行動の直後にするものだから、行動が始まらないことには、強化のしようがないのである。これまでできなかった行動を身につけるための方法、それがシェイピングである。シェイピングで、新しい行動を形作るのだ。
(舞田竜宣・杉山尚子「行動分析学マネジメント 人と組織を変える方法論」日本経済新聞出版刊 2008.12.16, p.153~p.154)
【引用おわり】
強化は「できた行動」を伸ばす方法ですが、シェイピングは「まだできない行動」を育てる方法です。職員が新しい支援や業務に挑戦するとき、段階を踏んで形を作る意識が大切です。小さな成功を積み重ねていきましょう。
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