ミーティングにおける発言が少ない。それを心配する上司にとって、やるべきことは何か。上司もそれなりの努力が必要である。発言を促す「きっかけ」を与え、発言行動が引き出されたらすかさず強化することである。以下、そのことについて、舞田本では、次のように説明している。引用は、通算で第112回目となる。
【引用はじめ】
ミーティングなどで発言するようにするには、どうしたらよいか。まずは行動のきっかけを与えましょう。たとえば、以下のとおり。
- ミーティングの初めに、「積極的に発言してほしい」と出席者に言う
- 他の出席者の発言を褒めたり傾聴したりする
- 対象者に「君の意見は?」と水を向ける
舞田竜宜著・杉山尚子監修「行動分析学で社員のやる気を引き出す技術」2012年(日本経済新聞出版社刊)p.130~p.131
【引用おわり】
ミーティングにおいて、活発な発言をするような状況がほしい。そのためには、発言が引き出されるような「きっかけ」を提示されることである。「活発な発言をと言葉がけ」「発言する人を褒める」「君の意見は?と促す」などと、発言のきっかけをつくるのである。発言しやすい雰囲気といってもいい。
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