好景気のときには、とても働き甲斐がある。働けば働くほど見返りがある。働いた直後に強化されたり、ルールによる強化もされたりするからである。以下、そのことについて、舞田本では、次のように説明している。引用は、通算で第131回目となる。
【引用はじめ】
景気が良いときには、働けば働くほど成果があがるので、自分自身で達成感を感じやすいですし、周囲からも認められ感謝されるので充実感も得やすい状態になります。また、昨年までの自分より今の自分のほうが成長したという実感も得やすいでしょう。もちろん、お客様からも感謝され、支持され、ご愛顧を受けることで働く喜びも得られます。
好景気での働き甲斐
先行条件(A)景気が良いときに⇒行動(B)働く
⇒結果(C)成果があがる「強化」
⇒結果(C)充実感がある「強化」
⇒結果(C)成長感がある「強化」
⇒結果(C)お客様からの感謝「強化」
舞田竜宜著・杉山尚子監修「行動分析学で社員のやる気を引き出す技術」2012年(日本経済新聞出版社刊)p.143
【引用おわり】
景気が良いというのは、働くためには好条件である。働き甲斐を得やすいからである。成果があがるし、お客様から感謝されることも多い。働くためのハードルが低いと言える。売り上げが伸びれば、給料もあがる。こうした条件が整っていると働くことも強化されやすい。
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