部下が望ましい行動をできるようにするにはどうするか。上司にとっては大きな課題である。身近なところでは、部下が適切な場で適切に挨拶をするなんてことである。以下、そのことについて、舞田本では、次のように説明している。引用は、通算で第108回目となる。
【引用はじめ】
行動変革フレームワーク
「きっかけ」=望ましい行動を引き出す
⇒「行動」=対象者が行動する
⇒「強化」=強化する
舞田竜宜著・杉山尚子監修「行動分析学で社員のやる気を引き出す技術」2012年(日本経済新聞出版社刊)p.127
【引用おわり】
挨拶することができずにいる部下の行動を変える。そのために、上司は挨拶するという望ましい行動を引き出す「きっかけ」を与え、部下が挨拶するといった「行動」をしたら、すかさず「強化する」のである。「きっかけ」⇒「行動」⇒「強化」という「行動変革フレームワーク」によって、「望ましい行動」を引き出すのである。もちろん、一回でできるものではない。繰り返して試みる必要がある。徐々に挨拶するなどの行動の変容がみられるのである。
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