閉塞感に包まれているという組織とは、どういう状態をいうのか。それを具体的に考えてみる必要がある。以下、そのことについて、舞田本では、次のように説明している。引用は、通算で第128回目となる。
【引用はじめ】
組織における閉塞感という漠然としたイメージを、具体的な状態にとらえ直すと、次の4つの状態で言い表されます。
- 日々の仕事に働き甲斐が感じられない
- 新しいアイデアが生まれない、提案されない
- みんなが互いに協力し合わない
- 人が辞める
舞田竜宜著・杉山尚子監修「行動分析学で社員のやる気を引き出す技術」2012年(日本経済新聞出版社刊)p.140~p.141
【引用おわり】
閉塞感のある組織とは、働き甲斐がなく、新しいアイデアも生まれず、協力もできず、多くが辞めていく。不平不満がいっぱいで、責任をとろうとしない。こうした組織は長続きするはずがない。いずれは破綻せざるを得ない。何か不祥事が起きたりしかねない。
0 件のコメント:
コメントを投稿