発言をすることが少ない。そうした部下の発言を促すためには、発言をするきっかけが必要である。
以下、そのことについて、舞田本では、次のように説明している。引用は、通算で第114回目となる。
【引用はじめ】
ミーティングなどで発言を促そうと、「対象者に『君の意見は?』」と水を向ける」などしてみます。言語指示で、発言行動を促すのです。多くの場合、このように促されれば、たいていの人は何か言うでしょう。そうしたら、その行動を強化するのです。
舞田竜宜著・杉山尚子監修「行動分析学で社員のやる気を引き出す技術」2012年(日本経済新聞出版社刊)p.130~p.131
【引用おわり】
ミーティングなどにおいて、なかなか発言がない。それには、発言を引き出すきっかけがなければならない。指名することで、その人から発言を引き出すのである。発言したらすかさず強化するのだ。まずは発言内容の良し悪しにこだわらず、強化することが大事だ。発言することが活発になるような雰囲気が必要である。
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