日本の職場では、何となく遅くまで残っている傾向がある。定刻に帰ることに罪悪さえ感じられる職場まである。サービス残業をしていることが素晴らしく思われる。これでは、仕事を効率的にやっているとは言えない。以下、そのことについて、舞田本では、次のように説明している。引用は、通算で第124回目となる。
【引用はじめ】
一日の目標が達成できたら早く帰れる、というルールをつくり、職場で徹底したらどうでしょう。
日本の会社は、いつどうなれば帰ってよいのか、ルールがあいまいなところが散見されます。そのため、上司が帰るまで部下は帰れないとか、その日の仕事が終わっても遅くまで何となく会社にいなければいけないといった暗黙のルールが職場を支配していることがあります。
舞田竜宜著・杉山尚子監修「行動分析学で社員のやる気を引き出す技術」2012年(日本経済新聞出版社刊)p.136
【引用おわり】
定刻に帰宅できるような職場にしなければならない。それには、通常の勤務においては、定刻に帰宅できるように仕事を効率的にできるようにすることである。計画的に仕事にはげむ職場であるべきだ。
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