社員にとって、仕事はきつくてつらい。辞めたくなることもある。しかし、社内の協力や支援があるので、日々難しい仕事もなんとかこなすことができている。この会社も良いところがある。他よりも良いと思っている。そんな風な思いで仕事ができていれば、辞めようと思うこともなくなる。以下、そのことについて、舞田本では、次のように説明している。引用は、通算で第165回目となる。
【引用はじめ】
今の職場には、いろいろ問題があるかもしれない。でも、会社はそれを解決しようと取り組んでいる。
今の自分には、きついプレッシャーがかかっている。でも、会社の支援もあり、自分はいつかそのプレッシャーを克服できるようになる。
今の会社は、お世辞にも完璧とは言えない。でも、他の会社より良い点もある。
社員がこのように信じることができれば、そこに希望が生まれます。その希望が、今いる社員を会社に引き留め、もう少しがんばってみようかという気にさせるのです。
舞田竜宜著・杉山尚子監修「行動分析学で社員のやる気を引き出す技術」2012年(日本経済新聞出版社刊)p.167~p.168
【引用おわり】
社員にとって、会社に対して何でも思いが通じるわけでない。難しい仕事に直面して投げ出したくなることもある。その時、先輩たちなどに相談すると、適切なアドバイスがある。そのおかげで、仕事もうまくできた。そうしたら周りから良かったなあと、喜んでくれたりする。それがとても励みになる。この会社に勤めて良かったと思えるようになる。そんな経験の積み重ねによって、会社を信じるようになるのだ。
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