新しいアイデアが出ないと嘆いても何にもならない。それがどういう理由なのか分析してみることだ。以下、そのことについて、舞田本では、次のように説明している。引用は、通算で第136回目となる。
【引用はじめ】
新しいアイデアが出ない理由
〈直前〉否定なし⇒〈行動〉アイデアを提案する⇒〈直後〉否定あり「弱化」
〈直前〉結論出ず⇒〈行動〉アイデアを提案する⇒〈直後〉結論出ず「消去」
舞田竜宜著・杉山尚子監修「行動分析学で社員のやる気を引き出す技術」2012年(日本経済新聞出版社刊)p.145
【引用おわり】
ミーティングの中で、新しいアイデアを提案しても、上司から否定される。そんなつまらないアイデアは必要ない。そんなアイデアは実現できるはずがない。もっと現実的な提案しろと頭から否定されることが多い。もうそんなことを言われるとアイデアを提案する意欲がなくなる。結局、何らの結論もなしにミーティングは終了だ。長く時間をかけてもみのりのないものになってしまった。これでは、次も同じように何の成果もないものになりそう。
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