会社に対する不満は、誰でも多少なりともある。辞表を出して辞める人が続くことがあったりするような会社であれば問題だ。そういう意味で社内における不満となるような行動が少しでもなくすることが重要である。以下、そのことについて、舞田本では、次のように説明している。引用は、通算で第161回目となる。
【引用はじめ】
会社への不満は、皆無にはできないでしょう。ですから、辞表を出すことで不満を感じずに済むようになるということは、完全に消し去ることはできないと思われます。
ただ、不満の原因を一つずつ取り除き、働く良い会社にしてゆくことはできるでしょう。そうやって、不満のレベルを下げることで、辞めることによる解消効果を認めることはできるのではないでしょうか。
舞田竜宜著・杉山尚子監修「行動分析学で社員のやる気を引き出す技術」2012年(日本経済新聞出版社刊)p.166
【引用おわり】
社内において、不満につながる行動を明らかにして、その不満が解消できるようにしたい。簡単に辞表を出すような社員がいては、他の社員にもそれが大きく影響してしまう。不満を不満のまま放置することなく、その解消なり不満のレベルダウンができる取り組みを行うのである。具体的な行動によって不満という感情が変えられるようにするのである。できれば、喜びを感じられるようにするのだ。
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