積極的に新しい提案が社内でなされるようにしたい。そうしたい場合の一つの手立てとして、報奨制度を設けることもいい。以下、そのことについて、舞田本では、次のように説明している。引用は、通算で第156回目となる。
【引用はじめ】
会社の制度として、提案への報奨制度をつくってもよいかもしれません。アイデアが採用されたら、何らかのご褒美がもらえるようにするのです。
ご褒美は、金銭的なものとは限りません。お食事券や旅行券などのクーポンでもよいでしょうし、小さなトロフィーなどでもよいかもしれません。この場合、提案するという行動の直後に得られるのは、報奨の可能性という期待感です。
「提案が採用されたら✕✕がもらえる」というルールが行動を強化します。
舞田竜宜著・杉山尚子監修「行動分析学で社員のやる気を引き出す技術」2012年(日本経済新聞出版社刊)p.162
【引用おわり】
がんばっていいアイデアを提案すれば、何らかの褒賞といったものがもらえるといったルールがあればとても励みになる。いいアイデアを考えようという動機づけとなる。こうした制度を設けて社内組織を活性化することも可能である。
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