2022年8月22日月曜日

提案への報奨制度を採用

 積極的に新しい提案が社内でなされるようにしたい。そうしたい場合の一つの手立てとして、報奨制度を設けることもいい。以下、そのことについて、舞田本では、次のように説明している。引用は、通算で第156回目となる。

【引用はじめ】

 会社の制度として、提案への報奨制度をつくってもよいかもしれません。アイデアが採用されたら、何らかのご褒美がもらえるようにするのです。

 ご褒美は、金銭的なものとは限りません。お食事券や旅行券などのクーポンでもよいでしょうし、小さなトロフィーなどでもよいかもしれません。この場合、提案するという行動の直後に得られるのは、報奨の可能性という期待感です。

 「提案が採用されたら✕✕がもらえる」というルールが行動を強化します。

舞田竜宜著・杉山尚子監修「行動分析学で社員のやる気を引き出す技術」2012年(日本経済新聞出版社刊)p.162

【引用おわり】

  がんばっていいアイデアを提案すれば、何らかの褒賞といったものがもらえるといったルールがあればとても励みになる。いいアイデアを考えようという動機づけとなる。こうした制度を設けて社内組織を活性化することも可能である。 

0 件のコメント:

コメントを投稿