辞職してゆく人を見て、自分も辞めたいと思ってしまう。なぜ、そうなるのか。以下、そのことについて、舞田本では、次のように説明している。引用は、通算で第160回目となる。
【引用はじめ】
人が辞めないようにするには、どうすればよいか。辞めてゆく人を見ると、辞めると決めた(辞表を出す)ことで、
- 会社への不満を感じなくなった
- 仕事のプレッシャーから解放された
- 将来への希望を持てるようになった
といったことがあり、それを見て、「自分も辞めようかな」と思うという状況があります。
舞田竜宜著・杉山尚子監修「行動分析学で社員のやる気を引き出す技術」2012年(日本経済新聞出版社刊)p.165~p.166
【引用おわり】
辞職してゆく人を見ていると、とても解放されてさばさばしている。いいなあと思ってしまうのである。「会社への不満なくなる」「仕事のプレッシャーなくなる」「将来への希望持てる」などなど、辞職したことで、今までのしがらみがなくなり、明るい未来が待っているみたいに見える。辞職によって、今までの問題が全て解決されたみたいに強化されるように見えるのである。しかし、それは一時的な感情にすぎないのだが、その時点では見えないことが多い。
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