仕事にはプレッシャーがつきものである。それをどのように克服してゆくかである。適度のプレッシャーであれば、社員にとっても成長を促すものとなる。プレッシャーを克服する支援が必要といえる。以下、そのことについて、舞田本では、次のように説明している。引用は、通算で第164回目となる。
【引用はじめ】
仕事へのプレッシャーについてですが、プレッシャーがあることは決して悪いことではありません。
どのような会社、どのような仕事にもプレッシャーはあり、それが嫌だという人は、そもそも仕事に向いていないかもしれません。
ですが、過度なプレッシャーはストレスのもととなります。それに、自分がいつかそのプレッシャーを克服できると思えば忍耐もできますが、克服の見込みがなければ、そこから逃げることを考えるようになるでしょう。ですから、プレッシャーそのものをコントロールすると同時に、働く人の能力向上も積極的に支援することが会社にとっては重要です。
舞田竜宜著・杉山尚子監修「行動分析学で社員のやる気を引き出す技術」2012年(日本経済新聞出版社刊)p.167
【引用おわり】
社員の能力を高められるようなプレッシャーは、なくてはならない。プレッシャーはストレスを伴う。さまざまな支援を受けながら、仕事することによって耐性がつき、能力向上が培わる。社員に対する適切な支援があってこそである。社員にただ任せるだけでは、プレッシャーにつぶされる人も出てくる。
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