2022年8月29日月曜日

会社の魅力を明らかにする

 会社の良いところを明確にして、社内ブランディングを上げる。そうすることで、辞表を出す人などなくすようにする。以下、そのことについて、舞田本では、次のように説明している。引用は、通算で第163回目となる。

【引用はじめ】

 人の意識は不思議なものです。コップ半分の水を見ても、「半分しかない」と不満に思う人もいれば、「半分もある」とポジティブに見る人もいます。

 しょせん完璧にはなれない会社を、いかに魅力的に見せるか、これはマネジメントの腕の見せどころです。問題があれば、それを改善しようとしていることを訴求しましょう。

 他社から勝っているところがあれば、それを大きく取り上げましょう。辞めてしまったら、そうした改善後の会社にいることができず、他者より優れた環境を得られなくなることを社員に認識してもらいましょう。

舞田竜宜著・杉山尚子監修「行動分析学で社員のやる気を引き出す技術」2012年(日本経済新聞出版社刊)p.167

【引用おわり】

 不満なんてどこの会社でもある。社内において満足なところや、気に入っているところだってあるはずだ。そこに着目してもっといい会社にしようとがんばるのである。こうしたことを続けていけば、だんだんと不満も解消されていく。一足飛びにはいかない。社員が一丸となってより良い方向への取り組みを行うのである。

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