同僚同士で協力し合うことが、上司などから認められることがあまり多くない。以下、そのことについて、舞田本では、次のように説明している。引用は、通算で第140回目となる。
【引用はじめ】
同僚に対して協力しても、会社には認められないなどの「消去」が働いていたりします。上司から褒められるわけでもなければ、会社として何らかの形で認めてもらえることもありません。もちろん、協力してもらった人からは感謝されますが、それはそれだけのものです。残業を責められたり人事考課を下げられたりすることに見合うはずがありません。
舞田竜宜著・杉山尚子監修「行動分析学で社員のやる気を引き出す技術」2012年(日本経済新聞出版社刊)p.148
【引用おわり】
上司にとって、部下が協力し合うことより、残業しないなどのほうが大事である。そのため、互いに助け合うことが注目されない。協力や助け合いが重視されない状況にある。協力していることは消去されるのは必然である。
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