残業を減らすことで、自分の仕事だけやって帰るようになった。まだ仕事を終わってない人に対する協力もしなくなってしまった。困っている人などに対する手伝うといった協力姿勢がなくなってしまう。以下、そのことについて、舞田本では、次のように説明している。引用は、通算で第138回目となる。
【引用はじめ】
会社が人件費を少しでも減らしたいために、残業を厳しくコントロールするようになった。残業を減らすことは、基本的には良いことです。働きすぎは健康に良くないし、家族や友人と過ごす時間をなくさせ、仕事以外の趣味や社会貢献に費やす時間的余裕をなくします。
とにかく残業するな、という考えが徹底したのは良いものの、そのせいで他人の仕事を手伝うことも悪いことのように思われ、みんな残業をしないように、自分の仕事だけをやって帰ろうとするようになってしまったのです。
舞田竜宜著・杉山尚子監修「行動分析学で社員のやる気を引き出す技術」2012年(日本経済新聞出版社刊)p.146~p.147
【引用おわり】
残業を減らしたら、健康維持、家庭生活、趣味や社会貢献などに余裕ができた。しかし、仕事仲間との協力する関係が残業を減らすことで弱化された。残業しなくても、仲間とも協力する関係が維持できるようにしたい。
0 件のコメント:
コメントを投稿